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明石家さんま 「ひょうきん族」終了でたけしと交わした幻の約束「暗黙で2人で決めていた」

スポニチアネックス / 2024年11月23日 22時34分

明石家さんま

 お笑いタレント明石家さんま(69)が、23日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、1980年代に一時代を築いたお笑い番組「オレたちひょうきん族」をめぐるビートたけし(77)との裏話を披露した。

 81年年から8年間、放送された「ひょうきん族」は、たけしやさんま、山田邦子、片岡鶴太郎、島田紳助さんら当時のお笑い界のトップスターたちが集い、裏番組の「8時だョ!全員集合」とともにお笑いブームを盛り上げた。中でもたけし演じる正義の味方タケちゃんマンと、さんま演じるブラックデビル、妖怪人間知っとるケ、パーデンネンなど、個性あふれる悪役によるコントは、大きな人気を博した。

 さんまは、間寛平が「昔のギャグをするの、もう恥ずかしいねん」と話していたことを引き合いに、たけしとかわしていた約束について言及した。「“さんまが60になったらもう1度、『ひょうきん族』やりてえな”って、よくおっしゃった。“年取ったおじいちゃんが、タケちゃんマンだ、ブラックデビルって言っているのはおもしれえぜ?”と、ずっと言ってはった」。年を取ってから、バカバカしいコントを演じることこそお笑いだと考えていたようで、「だから、“さんまが60になったらやろう”って、暗黙で2人で決めていたんですよ」と打ち明けた。

 しかし、その約束が実現することはなかった。「60になった時に、“お前、年取らねえなあ”って話になった。今やったって、普通だっていう話になって、また延びて…という状態やねん」と、理由を説明。「年取った2人の『ひょうきん族』という番組の、お前らもちろん知らないやろうけど、“ウエッ!”とか、“死んでも知らんどー!”とか言っている年寄りがおもしろいと思うけど」と話した。

 ところが、寛平や村上ショージの恥ずかしがる様子を見て、「2人見ているとかわいそうになってきて。年取ってからやるもんちゃうなあって」と、本音も漏らしていた。

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