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落合博満氏 決勝の「戦い方としては間違ってなかった」も「勝ち運がなかった」【プレミア12】

スポニチアネックス / 2024年11月29日 20時22分

落合博満氏

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が29日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で準優勝に終わった日本代表「侍ジャパン」の戦いぶりについて語った。

 1次ラウンドから参加チーム唯一となる無傷の8連勝で決勝まで進んだ侍ジャパンだったが、24日の台湾との決勝に0―4で敗れ、2019年の第2回から2大会連続の優勝を逃して2位に終わった。

 決勝で日本は代打を起用しなかったが、落合氏は「ゲームの流れからいって誰をどこで使うのかっていうのが、使いづらいパターン。そういう流れのゲームだったと思う」と決勝を振り返った。

 「(準決勝まで)あのメンバーで勝ってきたゲームっていうのが6試合。控え組で勝ってきてっていうのが2試合。区分けした使い方っていう色合いになってしまったゲーム運び」としながらも「総力戦っていうのは全員を使わなきゃいけないってことではないんだ。状態のいい選手を使っての総力戦っていう意味合いもあるんでね。だから戦い方としては間違ってなかったんだろうと思う」と評した。

 ただ、「勝ち運がなかった。これが一発勝負の怖さであってね。例えば3試合、6試合やった中での勝ち負けを決めるっていうんであれば、日本は勝ったと思うんだけども」と短期決戦の難しさに言及した。

 そして「予選ラウンドから始まって、ここまでの成績を収めたっていうのは、日本のチームも素晴らしかったと思うし。それにまして、3敗はしたけれども決勝で日本を破った台湾は、ここ一番の力っていうのは素晴らしい戦い方だったと思う」と両チームを称えた。

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