日本Sフェザー級5位の神足茂利 大差判定勝ちで再起成功 同門・中谷潤人から学んだ“楽しむ姿勢”奏功
スポニチアネックス / 2024年11月29日 22時52分
◇プロボクシングスーパーフェザー級8回戦 神足茂利(M・T)《○判定●》浜田力(DANGAN)(2024年11月29日 東京・後楽園ホール)
日本スーパーフェザー級5位の神足茂利(28=M・T)が浜田力(28=DANGAN)とのノンタイトル戦に3―0で判定勝ち(80―72、79―73、78―74)し、昨年9月以来の再起に成功した。
ガードを上げながら左ジャブを軸に試合を進めた神足。5回に相手の強烈な右を浴びて一瞬ぐらつくも冷静に立て直し、上下への攻めで主導権を渡さず大差判定勝ちした。今年4月、ライト級8回戦で浦川大将(27=帝拳)に6回TKO負け。「前回の負けから約7カ月は苦しい期間だった。ふいにあの負けを思い出して、毎日不安だった」ことを振り返る。
自信も失いかけていた中、今年9月には同門でWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26)や、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)らの米国合宿に約3週間帯同。ともに汗を流す中で「中谷君やトニー(オラスクアガの愛称)はいい意味で張り詰めていなかった。楽しんでボクシングに取り組んでいた」。連敗を恐れ、ボクシングを怖がっていた自分とは対照的な姿勢に感銘を受けた。
「自分は楽しめていなかったが、変に落ち込みすぎるのはやめようと思った。今日は楽しむことだけ考えた」とリングシューズや入場曲を一新。“心機一転”で臨んだことが奏功し「勝てたことが何よりもうれしい」と白い歯を見せた。
節目となるプロ10戦目で白星を飾ったが「まだ先があるのでこの結果に満足せずもっと強くなる。そろそろチャンピオンにならないとやばいので、いつでもいけるように準備しておきます」と快勝にも浮かれず、最後には表情を引き締めた。
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