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オリックス・ドラ1麦谷が宣言「スーパースターになれるように」球団初の野手新人王を目標に

スポニチアネックス / 2024年11月30日 5時49分

<オリックス新人選手入団発表記者会見>笑顔でフォトセッションを行う(前列左から)片山、山中、寺西、麦谷、山口、東山、(後列左から)乾、寺本、清水、岸田監督、今坂、上原、田島(撮影・北條 貴史)

 オリックスは29日、大阪市内で育成選手を含む新人12選手の新入団会見を行った。ドラフト1位・麦谷祐介外野手(22=富士大)は背番号「8」に決定。「スーパースターになれるように」と誓った即戦力は、オリックスでは初となる野手の新人王を目標に掲げた。

 金びょうぶを背に、麦谷の胸は高鳴った。壇上では「スーパースターになれるように」と力強く宣言。走攻守三拍子そろった即戦力外野手は、目標に掲げる開幕スタメンの先にオリックス史上初の野手新人王を見据えた。

 「いろんな同期、それこそ大学からドラフトで行った選手たちもたくさんいるので、競争だと思う。(タイトルは)獲りまくりたいと思っています」

 オリックス球団となった89年以降、近年の宮城、山下ら投手7人が新人王に輝いてきた半面、野手では前身の阪急時代の85年に熊野輝光が獲得したのが最後となる。同一チームからドラフト史上最多6人が指名された富士大の戦友たちをはじめ、同期入団の選手に後れを取るつもりはない。それどころか、その頂点に君臨する構えだ。

 背番号は松永浩美、藤井康雄、タフィー・ローズら左打ちの強打者が背負った「8」に決定し「“岸田監督になった時のドラフト1位は誰だったっけ”とならないように」と決意を新たにした。球団OBのイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を憧れの存在に挙げる来季のトップバッター候補。「イチローさんに、少しでも近づけるように。(将来的に)トリプルスリーであったり、ゴールデン・グラブ賞を獲れる選手になりたい」。輝かしい未来へのスタートラインに立った。 (阪井 日向)

 ≪ドラ2寺西は背番「13」継承≫ドラフト2位・寺西(日体大)はかつて山岡が背負い、今季まで宮城がつけた背番号「13」を継承。「1軍でずっと投げ続けてこられた方々。僕もそれに続きたい」と、タイトルホルダー級の活躍を誓った。初対面だった岸田監督の印象を「イケオジ…オジは分からないですけど、イケてました」と持ち上げた!?上で、38歳まで現役を続けた指揮官に「どういうふうにすれば長いこと活躍できるか聞いてみたい」と、長寿の秘けつを聞き出す考えを示した。

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