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新潟・堀米 ホーム最終戦白星だ 30日G大阪戦 引き分け以上で自力残留 退団選手&サポーターを笑顔に

スポニチアネックス / 2024年11月30日 4時33分

今季限りで退団するデンと練習する堀米

 新潟は30日、ホームでG大阪と対戦する。引き分け以上で自力残留が決められる試合に、DF堀米悠斗主将(30)は今季の集大成として臨む。積み上げてきたプレースタイルを表現し、今季で退団する選手たちを笑顔で送り出すためにも、ホーム最終戦を白星で飾る。

 冒頭はリラックスした雰囲気の中で行われた29日の練習で、堀米は笑顔をのぞかせつつ、少し緊張感のある表情も見せた。残留を懸けた戦いとなったホーム最終戦を前に、今季で退団する選手が発表され、是が非でも勝利が欲しい気持ちを抑えるかのように語った。

 「1年間何を積み上げてきたのかをしっかりと証明する。そういうゲームになるように、自分たちを表現することが結果にもつながる。そこを一番大事にしたい」

 FW鈴木、MF島田、DFデン。22年のJ2優勝、J1昇格をともに勝ち取り「暗黒時代」と表現するJ2での戦いに終止符を打った仲間たちの退団が発表された。「寂しい思いがある」というのが本音。ただ「大事な一戦を前にそこに(気持ちが)いってしまうと緩みが必ず出る。まずは試合に100%集中する」と話す。

 “てっぺん”を目標に掲げた今季は、ルヴァン杯で決勝進出し「正直、J2で戦っていた時はこのスピードでこの舞台に立てることは想像していなかった」とチームの成長を実感。一方、リーグ戦は力を発揮しきれない試合も多く、残留争いに巻き込まれた。特にホームは4勝6分け8敗と負け越し。アウェーは6勝5分け7敗で、今季より試合数が4試合少なかった昨季でも、ホーム6勝だっただけに悔しさが募る。

 「応援に結果的に応えられていないというのを、最後の最後で取り返したい」。同時刻にキックオフする18位の磐田が引き分け以下でも残留は決まるが、自力で決めることしか頭にない。攻守に手ごわいG大阪が相手でも目指すは勝ち点3。「僕たちもサポーターのみなさんも笑顔で終えられるように」。責任感の強い主将は言葉に力を込めた。

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