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【リーグワン】埼玉・稲垣啓太が10カ月ぶり実戦復帰 手術明けも「もう全然大丈夫」開幕へ準備万端

スポニチアネックス / 2024年11月30日 18時57分

プレシーズンマッチの相模原戦に先発出場した埼玉のプロップ稲垣啓太(左)=撮影・前川 晋作

 ◇リーグワン・プレシーズンマッチ 相模原45―21埼玉(2024年11月30日 熊谷ラグビー場)

 ラグビーリーグワン1部のパナソニック埼玉ワイルドナイツが30日、三菱重工相模原ダイナボアーズとのプレシーズンマッチに臨み、21―45で敗れた。

 埼玉のプロップ稲垣啓太(34)が先発出場。前半終了までプレーした。2月4日のクロスボーダーマッチ・チーフス戦を最後に実戦から遠ざかっており、この日が約10カ月ぶりの復帰戦。5月には手術したことを自身のSNSで報告も、詳細は公表されていなかった。

 ケガの箇所などについてはこの日も明かさず。復帰まで約10カ月を要し「それだけ時間がかかったということ」とした上で「もう全然大丈夫。ここをターゲットに仕上げて臨んだ」と調整は万全で、12月21日の開幕戦(VS東京SG)にも出場できる見通しであることを明かした。

 BL東京に逆転負けした昨季のリーグワン決勝を「客観的に見ることができた」と振り返り、新たな気付きもあったという。長期離脱は初めての経験。「もう一度自分の体をしっかり作り直す時間でもあった。ケガに対してネガティブには思っていなかったです」。W杯3大会出場経験のある34歳が、ケガを乗り越えて帰ってきた。

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