【J1昇格PO】決勝は岡山VS仙台！ 岡山は初、仙台は4季ぶりのJ1目指し12・7決戦

岡山・木山監督

　J2の今季3～6位のクラブで争うJ1昇格プレーオフ（PO）準決勝が1日に各地で行われ、初のJ1昇格を目指す岡山(5位)がアウェーで山形(4位)に勝利。また、4年ぶりのJ1舞台を目指す仙台（6位）がアウェーで長崎（3位）を4―1で破った。この結果、12月7日の決勝は岡山と仙台が対戦することが決まった。

　岡山は前半31分、FW一美がペナルティーエリア内でボールをキープし、右サイドから上がってきたMF本山へパス。本山は右足で巧みにトラップしてすかさず右足を振り抜き、ゴール左下を射貫いた。34分には左CKを獲得すると、ゴール前の混戦からMF木村が左足でシュート。これがFW岩渕に当たって軌道が変わり、そのままゴールへと吸い込まれた。

　後半は山形の選手が危険なプレーでレッドカードを受け退場。数的有利を獲得すると、39分にはMF木村がダメ押しの3点目を奪い、そのまま勝ちきった。

　仙台は前半29分、相手DFヴァウドのハンドによるファウルで獲得したPK。キッカーの中島が冷静に右足を振り抜き、ゴール真ん中を突き刺して先制した。

　1―0の後半8分には敵陣右サイド深くでMF郷家が相手DFとの競り合いに粘り勝つ。すかさずDF真瀬こぼれ球を拾ってクロスを供給。最後はエロンが右足シュートでネットを揺らし、貴重な追加点となった。さらに同23分には郷家が試合を決定づける一撃。同31分に1点を返されたが、後半アディショナルタイムに中島が決めてダメ押しした。