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中谷潤人 井上尚弥との将来的な対決に「以前からずっとイメージ」 WBC年次総会へ渡独

スポニチアネックス / 2024年12月7日 11時54分

WBC年次総会出席のため渡独した中谷。今年の漢字「参」を書いた色紙を手に笑顔

 プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が7日、WBC(世界ボクシング評議会)年次総会に出席するため、ドイツ・ハンブルクに向け出発した。

 出発前に羽田空港で取材に応じた中谷は「小さい頃から見ていた緑のベルトをとれて、そういった総会に参加させていただけるのは凄く嬉しいこと。いろんな方とお会いして、たくさん刺激をもらってきたい」と目を輝かせた。

 初の渡欧に「街並みがきれいというのを聞いているので楽しみ。クリスマスシーズンなので、デコレーションなどを見てリフレッシュできたら」と白い歯をのぞかせた。練習着やシューズも持参し、現地ではコンディション調整にも励む予定だ。

 米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では9位に入り、同2位で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)の将来的な対戦候補と目されている“ネクストモンスター”。今月4日に行われた井上の公開練習時には、所属ジムの大橋秀行会長が「みんなが望む国内の大きな試合がやりたいと思っている」と中谷との対戦を見据えていることをコメント。これに対し「そういった声は増えてきている。期待度が高まってきているなっていう感覚もあるし、モチベーションも上がる」と気を引き締める。

 来年にも井上と同じスーパーバンタム級転級が有力で「より強くならないとな、というところはある。まだバンタムだが、しっかりそこ(対戦)を見据えながらやっていきたい。以前からずっとイメージはしているものなんで、そこによりプラスしていきたい」と気合十分に話した。

 今年の漢字には「参」(三の大字)を選んだ。「今年は3階級制覇に年3試合で3連続KOですもんね」と笑顔。2025年もさらなる飛躍を誓った。

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