鍵山優真「もうすぐ噴火しそう…」金メダル渇望し全日本へ GPファイナルから帰国

GPファイナルを終え、帰国し取材に応じる鍵山（撮影・光山　貴大）

　フィギュアスケートGPファイナルを終えた日本勢が10日、フランスから羽田空港に帰国した。男子準優勝の鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）は「終わった直後はやらかした感じだったが、そこも含めて自分にとっての成長できる良い経験になったと前向きに捉えている」と振り返った。

　20日開幕の全日本選手権（大阪）では初の頂点を狙いにいく。「全日本では表彰台の一番上を目指して頑張りたい。なかなか達成できなかったSPフリーノーミスの目標を持って、全力で頑張りたい」と語った。

　日本男子のエースとして全日本王者のタイトルが欲しい。「世界選手権の1枠目が欲しい。ずっと全日本でも他の試合でもなかなか金メダルが獲れない状態。金メダルに対する欲が少しずつ深まってきている。もうすぐ噴火しそうなんですけど。全日本選手権で今まで突き当たっていた壁を破りたい。全日本は一番緊張する舞台。そこでベストパフォーマンスを出して次につなげたい」と闘志を高めた。