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新潟・藤原 不動の右SBが今季を振り返る やりきった充実感と足りなかった後ろからの声

スポニチアネックス / 2024年12月12日 4時2分

先月9日のアウェー柏戦で後半アディショナルタイムに同点弾を決めた藤原

 新潟はJ1復帰2年目の今季、10勝12分け16敗の16位でシーズンを終えた。不動の右サイドバックとしてチーム最多の37試合に出場し、チーム2位タイの5ゴールとMVP級の活躍を見せたMF藤原奏哉(29)が、今季の戦いを振り返った。

 ――今季を終えて。

 「残留を決められたことに素直にホッとしている。同時にJ1でプレーする難しさ、1点、勝ち点1の重みを感じた一年だった。ルヴァン杯でファイナルまで行ってチームとしては新しい一歩を踏めたが、リーグ戦は最終節まで苦しい戦いをして連勝は1回。継続していい状態を保つことができなかった」

 ――59失点は昨季から19点増、被先制試合23はリーグ最多タイ。

 「守備はプレスがうまくかかり切らないのに無理に出てしまって、スペースを空けてしまうことが多かった。ボールを持ちたいから取りに行くのは分かるが、1対1で勝率が高いわけではない。もちろん前から行っていいシーンはある。だけどそこが合わなかった。先に失点して内容はいいのに勝てない。先に点を取れないのが問題かもしれないが、失点数の多さがいい流れを悪くしてしまう要因だった。後ろからの声、リーダーシップがもう少しあればよかった。僕自身も足りなかった」

 ――終盤は重圧との闘いだった。

 「ルヴァン杯はチームも自信を持ってやりたいことができていた。ただリーグ戦となると慎重に、硬くなった。なんかかみ合わない。なんでこんなにうまくいかないのか、というもどかしさは凄く感じていた」

 ――リーグ戦は7節からフル出場。公式戦45試合に出場した。

 「去年J1に初めて挑戦して(新井)直人もいて交代しながらで全部出られるわけじゃなかった。終わった後、強化部に“もっと試合に出たい”と伝えた。出られればやれる自信があると。今年は信頼して使ってもらった。ケガをしないとはいっても連戦では無理やり回復させて臨む試合もあった。楽なシーズンではなかったが、やり切った充実感がある」

 ――出続けられた要因は。

 「今年は例年より、メディカルスタッフにもお世話になった。栄養面に関しては(3月に)結婚して、妻が本当に考えて料理を作ってくれる。本当に普通なことだけれど、一年間妥協することなく、自分なりに継続してできたのはケガせずに試合に出場できた要因」

 ――5得点はチーム2位タイ。J1でのプレーに自信は。

 「去年得点できなかったので今年は取りたいと臨み、達成できた。守備もぶち抜かれた、やられたなっていう感覚は本当に少なかった。ほぼ試合に出ているので一試合一試合積み重ねて感覚は凄く良かった。この年齢だけれど成長できているという自信があった」

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