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日本ハム山崎福也が札幌で病院訪問!中学3年で脳腫瘍手術し救われた経験

スポニチアネックス / 2024年12月12日 6時2分

入院患者らと握手する山崎(左)

 日本ハムの山崎福也投手(32)が11日、札幌市内の医療法人北武会「北都病院」を訪れ、入院中の患者ら約30人と触れ合った。中学3年時に北海道で脳腫瘍の手術を受けた経験を持つ左腕は、自らの強い意志で“恩返し”の社会活動に取り組んでいる。オリックスから移籍後初の病院訪問で、改めて来季のさらなる活躍を誓った。

 施設利用者約30人から盛大に出迎えられると、山崎から自然と笑みがこぼれた。オリックスから移籍後初の病院訪問。入院中の患者ら一人一人と握手を交わし、ねぎらいの言葉に胸を熱くした。

 「皆さんに元気や勇気をもっともっと与えられたら良いなと思っていた。今日このような病院訪問ができて良かったです」

 中学3年時に脳腫瘍を患い、「生存率10%」と診断された。北海道で6時間にも及ぶ大手術。命を救われた過去があるからこそ、病院訪問は自身の強い希望だった。「僕も入院している期間もありましたし、誰かが来てくれるというのは本当にうれしかったので。少しでも力になれれば」とようやく実現した。

 移籍1年目の今季は2年連続2桁10勝をマーク。自身初の規定投球回にも到達し、球団6年ぶりのAクラス入りに貢献した。「やっぱりチームが勝つことと優勝が皆さんに元気や勇気を与えると思う。チームの優勝を含め個人的にはキャリアハイを目指して良い報告ができれば」と、さらなる飛躍を誓った。

 オリックス時代には脳腫瘍患者の支援をしている団体への寄付も実施してきた左腕は言う。「寄付に限らずいろいろなところで貢献できればと思っている。やっぱりつらい思いもあったので寂しい気持ちとか、そういう気持ちにさせないためには僕自身が足を運ぶしかない」と、今後も“恩返し行脚”を継続していく。(清藤 駿太)

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