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社会人野球ベストナイン表彰式 3人受賞のトヨタ自動車、逢沢主将「10年は強いトヨタを継承」

スポニチアネックス / 2024年12月13日 5時30分

ベストナインの記念盾を手に笑顔を見せる(左から)トヨタ自動車の和田、逢沢、佐藤(撮影・木村 揚輔)

 2024年度社会人野球表彰(主催・日本野球連盟、共催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、協賛・シチズン時計、ネクストベース)の表彰式が12日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開かれた。ベストナインは、今秋の日本選手権で2大会ぶり7度目の優勝を果たしたトヨタ自動車から最多タイとなる3人が選出され、主将の逢沢崚介外野手(28)が初受賞した。

 また一つ、新たな勲章を手に入れた。逢沢が入社6年目で初めてベストナインを受賞。社会人野球屈指の外野守備も兼備する4番打者は、壇上から誇らしげな表情を浮かべた。

 「入社した際からベストナインは目標の一つにしていたので、大変うれしく思います」

 2回戦で敗退した今夏の都市対抗大会終了後に主将に就任した。「ミスター社会人野球」と称された佐竹功年氏が同大会を最後に現役を引退。チームが大きな分岐点を迎える中、日本選手権の決勝・Honda戦では初回に先制3ランを放ち、2大会ぶり7度目の優勝に導いた。全5試合での6打点を加え、21打点で今季の最多打点賞も初受賞。それでも「うれしいですが、都市対抗が0打点だったので」と反省を忘れなかった。逢沢は言葉に力を込める。

 「僕らは都市対抗で優勝するためにやっている。若手がこの選手権では躍動してくれて、すごい自信になったと思う。この勢いのまま、いろんなことにチャレンジしながら、10年は強いトヨタを継承していけるようやっていきます」

 充実の1年に満足することなく、来季へと目を向けた。チームは近年、都市対抗3連覇を目標に掲げており、今秋の選手権Vもまだまだ通過点。名門と呼ばれるその日まで進化し続ける。

 ◇逢沢 崚介(あいざわ・りょうすけ)1996年(平8)9月26日生まれ、岡山県出身の28歳。南輝小1年から「南輝スポーツ少年団」でソフトボールを始める。福南中ではヤングリーグの「オール岡山」でプレー。関西(岡山)では1年春からベンチ入り。2年春と3年夏に甲子園に出場。明大では1年春からリーグ戦に出場し、2年春と3年秋に外野のベストナイン。19年JABA長野大会では首位打者を獲得。1メートル75、81キロ。左投げ左打ち。

 ▼トヨタ自動車・佐藤 2度目の受賞となりまして大変光栄。来年は都市対抗、日本選手権優勝を目指します。

 ▼トヨタ自動車・和田 周囲の方々のサポートあっての受賞。来年以降も感謝の気持ちを忘れずに結果を残したい。

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