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河村勇輝「まだまだNBAレベルではない」 日本人4人目NBA選手が感じる“高い壁”「日々成長したい」

スポニチアネックス / 2024年12月13日 22時27分

メンフィス・ハッスルの河村勇輝(AP)

 NBAグリズリーズの河村勇輝(23)が13日NHK「ニュースウオッチ9」(後9・00~)にVTR出演。日本人4人目そしてBリーグ初のNBA選手となった現状について語った。

 グリズリーズとの「エグジビット10」契約からプレシーズンマッチで存在感を示して2WAY契約を掴み取った河村。しかしプレシーズンマッチ2戦を終えた時点でGリーグへの同行を伝えられていたと告白した。「最初はプレシーズンマッチを1・2試合で終えて、Gリーグと伝えられていたんですけど、1試合やるたびに“もう1試合帯同してほしい”と言われて、その積み重ねでここまで来れたと思います」と振り返った。

 開幕2戦目となった10月25日(日本時間26日)の敵地ロケッツ戦に途中出場して日本人4人目そしてBリーグ初のNBA選手誕生となった。試合ではいきなり得意のノールックパスを決めてアシストをマーク。「思っていた以上に早くNBAのコートに立てて自分がいちばんビックリしてます」と明かした。

 そしてNBA6戦目となった11月6日(日本時間11月7日)の本拠地レイカーズ戦でNBA初得点をマークすると、次戦となった8日(同9日)の本拠地ウィザーズ戦ではNBA初FGとなる3Pシュートを決めた。

 ファンからも「We want YUKI(勇輝を出せ!)」と大合唱が恒例になるほど現地でも注目を集める存在となっている。河村は通訳も付けずにチームメートを英語で多くコミュニケーションを取っている。その理由についても「ものおじする時間もないし、とにかく自分の夢・目標に向かって恥ずかしがっている時間もない。“勇輝って面白い奴だな”と関わりをもってもらえるようにいろいろなことをやってきた」と説明した。

 現在、NBAでは最終クオーター残りわずかな時間での出場がほとんどである。現状についても「1時間以上ベンチに座っている中で、急にパッと出て結果を残してこいというのはもちろん簡単なことではないです。課題を挙げればきりがないですし、ローテーション入りするためには1つも2つも3つも全てのスキルにおいてレベルアップしないといけない」と語った。

 「まだまだ僕の力はNBAレベルではないと改めて感じています」と実力不足を感じながらも「だからこそこの挑戦をしたというのもあるし、いろんな素晴らしい経験をさせてもらっているので、全て吸収しながら自分の克服すべき課題に目を向けて日々成長できればいいなと思います」も前向きなコメントを残した。

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