【ラグビー大学選手権】近大、福工大に12トライ快勝で22季ぶりとなる8強入り 次戦はVS早大

＜全国大学ラグビー選手権　第1試合　近大・福岡工大＞後半、近大・中村（左）はトライを決める　（撮影・奥　調）

　◇ラグビー全国大学選手権3回戦　近大74―12福工大（2024年12月14日　紀三井寺）

　3回戦が行われ、近大が74―12で福工大を下して準々決勝に進んだ。近大がベスト8に勝ち進むのは、02年度以来、22季ぶりとなった。

　開始5分にCTB嶋竜輝（4年＝日本航空石川）が先制トライを挙げ、前半は31―12。後半は相手に流れを渡すことなく、80分間で計12トライを奪った。

　関西リーグでは最終節で関学大に勝利して3位に滑り込み、3季ぶりとなる選手権切符を手にした。今季は大学選手権ベスト4を目標に掲げている中、21日の準々決勝では関東大学対抗戦1位の早大と対戦する。

　「早稲田大学さんは伝統のあるチームで、スタンダードを高くしないと越えられない壁」とフランカー中村志主将（4年＝大阪桐蔭）。その上で「来週の試合に勝って、新たな歴史を刻みたい」と抱負を語った。