“聖地”後楽園ホールにサプライズ登場！欠場中のドラゴン・キッドが現状報告「来年には復帰して…」

後楽園ホールにサプライズ登場したドラゴン・キッド（撮影・酒井卓也）

　◇DRAGONGATE（2024年12月17日　東京・後楽園ホール）

　DRAGONGATEは17日に後楽園ホール大会を開催。大会のオープニングには現在欠場中のドラゴン・キッドがサプライズ登場した。

　この日は、プロレス界の“お笑いレスラー”として駆け抜けてきたこのまま市川の引退大会。大会のオープニングでリングに上がったのは、YAMATO、横須賀ススム、KAGETORA、B×Bハルクだった。そしてYAMATOがマイクで「きょうはこのまま市川引退興行ということで、どうしても後楽園ホールに来たいと言ってる人がいます」とある人物をリングに呼び込んだ。すると会場にはキッドの入場曲が鳴り響いた。

　まさかのサプライズ登場に会場は大“キッド”コール。首にコルセットを巻いた姿でリングに上がったキッドは「皆さん本当にご心配をおかけしました。幸い後遺症が残る怪我ではなかったので、少しずつですけど、順調に回復していってます」と現状を報告。

　そして「来年には復帰して、またこの後楽園ホールを帰ってきたいと思いますので、その時は皆さん応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

　最後に「今日は市川さんの引退試合。市川さんらしく最後まで皆さんを笑顔にしてくれると思いますので、今日は思いっきり楽しんでください。2024年最後の後楽園ホールもドラゴンゲートで盛り上がれー！！」と締めた。

キッドは11月7日の後楽園大会でフラミータと対戦。好勝負になった一戦はまさかの結末となった。最後フラミータが必殺フラムフライ（その場飛びスパニッシュフライ）を決めた瞬間に、少しバランスが崩れて、キッドの頭部がマットに突き刺さった。そのままフラミータがカウント3で勝利。試合後にキッドは起き上がれないまま、スタッフやセコンド陣によって担がれて退場。その後は首の負傷で欠場が続いている。