[INTERVIEW] 映画「ハイヒール」のチャ・スンウォン、彼がセクシーに年をとることができる理由

THE FACT JAPAN / 2014年6月14日 16時31分

俳優チャ・スンウォンが主演を演じる映画「ハイヒール」が今月3日、韓国で全国公開された。それに先立つ5月23日、<スポーツソウルドットコム>はソウル・三清洞(サムチョンドン)にある某カフェで、チャ・スンウォンとのインタビューを行った。|写真:キム・スルギ記者


[スポーツソウルドットコム|ソン・ジヨン記者] 俳優チャ・スンウォン(44)は、“アジョシ(아저씨=おじさん)”だ。彼はパソコンが大の苦手で、スマホよりガラケーがらくちんという。しかし、そんなチャ・スンウォンが多くの女性たちに「変わらぬセクシー男」と呼ばれる理由がある。彼はアバンギャルドなスタイルの洋服が好きで、がっしりしている筋肉質の体、弾力のある皮膚を維持したい“おしゃれな人”だからだ。

“おしゃれ”なチャ・スンウォンが、最新主演映画「ハイヒール」(監督:チャン・ジン、制作:J A N G C H A & Co.、配給:ロッテエンターテインメント)を通じて2年ぶりにスクリーンへ復帰した。古き友人であり映画の演出を務めたチャン・ジン監督とは、同作品を通じて6年ぶりに息を合わせた。ところが、“おしゃれ”なチャ・スンウォンが演じるキャラクターは、なんとトランスジェンダーを夢見る男、ジウクだった。
本当のおしゃれのために女装まで敢行した俳優チャ・スンウォンを、先月23日、ソウル・鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)にある某カフェで、<スポーツソウルドットコム>の取材陣が会って、インタビューを行った。映画の公開前に会った彼は、多忙なプロモーション日程と、最近出演中のSBSドラマ「君たちは包囲された」の撮影まで重なって随分疲れ気味だったが、愉快な声で周りをすぐ明るくさせる特有の魅力は以前と変わらなかった。

◆チャ・スンウォンが履いた「ハイヒール」


6年ぶりに再会したチャン・ジン監督とタッグを組んだ「ハイヒール」は、韓国ではなかなか見られない物語を描いている。表はノワールだが中を覗いてみると、クィアシネマに近い。
「ハイヒール」は、男としての条件をすべて揃えたものの、女性になりたい欲望を隠したまま生きている強力班の刑事ジウクの運命と、その間で起きる残酷な事件を描いた作品だ。スンウォンはジウクを演じながら女装まで敢行した。筋肉質でマッチョな彼が、赤い口紅を塗ってハイヒールを履き、小指を立てながらコーヒーを飲む姿は、実に衝撃的だった。「シナリオを初めて読んだ時は“さすがにこれはできない”と思いましたね。でも映画が持っている全体的な意味を真剣に考えました。作品を作るチャン監督に対する信頼があったから、できない理由はないと思ったんです。ただ、深刻な場面でもし観客の方が吹き出してしまったらどうしようって心配したことはありますね(笑)。だから過度にならないように努力しました」

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