[REPORT] キュヒョンのソロデビュー！「SJメンバーらには2年間内緒にしていた」

SUPER JUNIORのメンバー・キュヒョンが1stソロアルバムを発表したことを記念して、ショーケースを兼ねた秋の音楽会を13日、ソウル・西橋洞（ソギョドン）にあるYes24ムーブホールにて開催した。｜チェ・ジンソク記者

「キュヒョンをよろしくお願いします！」末っ子のソロデビューにお兄さんたちが応援と愛情のことばを伝えた。涙ぐましい（？）激励はなかったが、淡白で愉快な応援がぴったりだった。SUPER JUNIORの末っ子メンバーから、ソロとして歩き始めたキュヒョン（26、本名：チョ・キュヒョン）に向かって、メンバーの兄たちは友情と義理で力を送った。
13日午前11時、ソウル・西橋洞（ソギョドン）にあるYes24ムーブホールにて、キュヒョンの1stソロミニアルバム「光化門で」の発売記念－秋の音楽会が開かれた。報道陣をはじめ、国内外のファンらが現場を駆けつけた。招待された約200人のファンらは、サファイアブルーのペンライトで波を起こしながらキュヒョンを応援した。
公演が幕を開ける直前、一瞬場内がざわめいた。空いていた席の主、SUPER JUNIORのイトゥクとリョウク、親友の東方神起のチャンミンが登場したからだ。3人はファンの気持ちでキュヒョンのステージを見守っていた。

オープニングは、ソロアルバムの収録曲『Eternal Sunshine』。イトゥクとリョウクは優しいまなざしを送りながらキュヒョンを応援した。歌に集中しリズムに乗って楽曲を鑑賞した。イトゥクは時々“お父さん笑顔”を浮かべながらにっこりとした。
しかし！反転があった。キュヒョンは「ソロアルバムはメンバーらには内緒で2年間準備してきたもの」と打ち明けた。末っ子の反乱に悔しい気持ちもあったはずだが、お兄さんたちはキュヒョンがプレッシャーを感じないように配慮した。
キュヒョンは「メンバーたちが嫉妬するかもしれなかったので、内緒でアルバムを準備していましたが、むしろ本当にたくさんの応援をいただきました」としながら「イェソン兄さんが一番先に電話で祝ってくれました。兄は“幸せだ”と言っていて、他の兄さんたちも（カカオトークの）グループチャットで“愛してるよ”と応援してくれました」と明るく笑った。
メンバーたちの応援方法は特別だった。キュヒョンは「カンイン兄さんはお酒を飲んだのか“キュヒョン！君はビッグになっても兄ちゃんのこと無視しちゃダメだよ。でももし無視されても、僕は君を愛していく”と言いました。ヒチョル兄さんは休み中に僕の新曲を聴いたと認証してくれましたし、ウニョク、ドンヘ兄さんもロンドンから応援してくれました」と自慢した。

キュヒョンのソロタイトル曲『光化門で』は、実はユニット・SUPER JUNIOR-K.R.Y.（キュヒョンxリョウクxイェソン）の新譜に収録される楽曲だった。しかしキュヒョンのソロアルバムが先に発表することになり、欲を出して自分の曲にした。それなのに軍服務中のイェソンは電話で、リョウクは直接現場を訪ねてキュヒョンを応援したわけだ。
SUPER JUNIORというたくましい支援軍をバッグにして、キュヒョンは『僕の思い、君の記憶（My thoughts, Your memories）』『愛が隠した言葉たち（One confession）』『深い夜を飛んで（Flying, deep in the night）』をはじめ、タイトル曲『光化門で』を最後にすてきなステージをお届けした。自分の目の前にいるイトゥクとリョウクから気をもらって、まるでCDを飲み込んでいるかのような歌唱力を誇示した。

大先輩イ・ムンセの『深い夜を飛んで（Flying, deep in the night）』のカバー曲を歌う時は客席にブルーの薔薇を投げたが、中で一本は前の列に座っていたリョウクがキャッチし、キュヒョンの熱血ファンのように全身を動きながら観声して、場内は笑いの渦になった。
音楽会が終わり、観客が退場してから報道陣との時間が始まった。この時、イトゥク、リョウク、チャンミン、そしてキュヒョンが一緒に出て報道陣にあいさつしてきた。彼らは帰らずに「僕らのキュヒョンをよろしくお願いします！」と口を揃え、キュヒョンは感激の表情を浮かべた。末っ子キュヒョンの後ろには、いつも心強いSUPER JUNIORの兄さんたちがいる。
THE FACT｜パク・ソヨン記者