大陸の韓流ブームに副作用か...“トップスター詐欺注意報”
THE FACT JAPAN / 2015年11月16日 10時56分
中国で韓流の風が再び激しく吹いている。いわゆる新韓流と呼ばれるこのような熱気はまるで嵐のような勢いをみせている。イ・ヨンエの「チャングムの誓い」で火がついた中国での韓流は、最近「星から来たあなた」「相続人たち」が大ヒットになり、韓流ブームが熱く再ブレイク中だ。中国内で特急スターに分類されるイ・ミンホとキム・スヒョン、チョン・ジヒョンなどのファンサイン会のギャラは想像を遥かに超え、最近では一回1億円まで跳ね上がった。アイドル歌手の中国でのステージはもっと熱い。EXO、少女時代などの中国での知名度が高いグループは、最高数億円のギャランティーを保障される。最近、中国進出に乗り出したT-ARAは、公式ステージでもないのに、ちょっと参加しただけで数千万円の出演料を受けたという。ところが、最近韓流をリードする特急スターたちが、その「名前」のせいで頭を抱えている。あまりにも「偽の名前」による詐欺事件が頻発しているからだ。詐欺事件は、韓国芸能界で「中国発詐欺注意報」が出回るほど多く発生している。問題は、当事者はもちろん、所属事務所の関係者でさえ実態が全く把握されていないということだ。音楽監督H氏と元芸能プロダクション代表K氏は、投資家L氏にEXOの中国コンサート版権があると騙し、契約金1億ウォンを受け取った。また、名前をEXOからSUPER JUNIORに変えて、嘘の出演契約書を見せながら追加で3億ウォンを詐取した。'ギャラが高ければ高いほど、とんでもない詐欺事件に巻き込まれた危険性が高い。中国内のギャラが1億円に迫るイ・ミンホとキム・スヒョンは、自分たちも知らない事件に主人公として登場することもある。二人が中国であまりにも人気なので、「中国のファンを狙ったイベント」の食い物になる可能性が高くなったからだ。キム・スヒョンの場合、中国の販売を目標にファンミーティングをパッケージにした写真集(1万2千円、25万冊の販売を目標)を推進してきたが、「詐欺の可能性」を見抜いた所属事務所のキーイーストがこれを中断した。去る8月にこの内容を取材した筆者にキーイーストの関係者は、「(写真集を)準備したのは確かだが、信頼できない中国内のエージェンシーによる被害が予想され、キャンセルするしかなかった」と明らかにした。イ・ミンホは実際に「ALL MY LIFE」という写真集をリリースしたが、一歩遅れてとんでもない被害を受けた。企画会社の代表で有名タレントの夫で知られているキム氏(48)が、「イ・ミンホの写真集に投資すれば収益を分けてあげる」として投資金を受けて横取りしたという事実が明らかになった。彼は昨年、韓国の実業家から6億ウォンの投資を受けたという。中国で長い間活動している俳優パク・ヘジンも中国内の偽マネージャー事件に巻き込まれた。パク・ヘジンは昨年、虚偽で広告やドラマに契約される被害を受けた。彼は当時、中国の某化粧品会社の専属モデルに抜擢され、プロモーション会場まで参加した。しかし、すべてはマネージャーを詐称した詐欺であることが判明。単なるハプニングに思われるがちだが、示唆することが多いハプニングだった。韓流の熱気は嬉しいことだが、その裏には韓流を前面に出した不快な出来事が相次いでいるし、その副作用と後遺症は深刻である。過度なバブルと商品性、これによる誤解はむしろ“毒”になるかもしれない。「チャンスがきたらぎゅっと握る」という言葉もあるが、決して気を許してはいけない。中国の若い世代の拒否感が嫌韓流に流れるのを注意しなければならない時期だ。THE FACT|カン・イルホン記者
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