【INTERVIEW】 イ・ジョンヒョン(from CNBLUE)、「バンドでもソロでも、ファンと一緒に音楽を楽しみたいだけ」

7月27日にファン待望の1st ソロアルバム「SPARKLING NIGHT」をリリースした、イ・ジョンヒョン（from CNBLUE）の、オフィシャルインタビューが公開された。ポップス、スウィング、ロック、ブルース、バラード・・・幅広い楽曲で、グループの活動では観ることのできない新たな魅力を披露したジョンヒョンの、初のソロアルバムへの思いが語られたインタビューだ。――初のソロアルバム『SPARKLING NIGHT』のリード曲は「Moonlight Swing」だが、スウィングというジャンルが来るとは想像していなかったが。「僕も考えたこともなかった。だから面白いんですよ（笑）。欧米の作家さんの曲なんだけど、こういう曲は、僕には作れないもん。DNAに刻まれたものってあるから。日本ではスウィングってあまりメジャーじゃないけど、韓国ではJ.Y.Parkさんの「Swing Baby」って大ヒット曲をみんなカラオケで歌ってて、けっこう馴染みがあるんですよ」――歌詞がすごくロマンチックだが、ロマンチスト？「結構、ロマンチスト（笑）。でも、実際にやるより、歌詞にする方が恥ずかしくないな。男だったら誰にでも、この歌詞みたいな部分があると思いますよ」――こういう女の子が夢見るエスコート、してあげるタイプ？「そうですね、彼女が望んだことはしてあげます。それって、大事なことでしょ？　だから気になる人がいたら、彼女の好きなタイプを調べ上げて、静かな人が好きだったら静かになって、面白い人が好きだって言ったら面白くなる（笑）」――自分を変える？「そうです。なんでもします（笑）」――「Moonlight Swing」のMusic Videoでは、ギターを持たずにダンスも披露しているが。「ダンスじゃないです！　リズムに乗ってる程度です。2人のダンサーさんが踊ってくれてますが、僕は揺れてるだけで踊ってません（笑）。セットもゴージャスだし、ゴージャスな男の気分で歌いました。なかなか、いいですよね。思った以上に、楽しかったです」――アルバムには、「Moonlight Swing」を筆頭に作家さんの楽曲が5曲、ジョンヒョンさんの楽曲が4曲、そして、尾崎豊さんの「I LOVE YOU」のカバーが収録されている。ソロではジョンヒョンさん好みのブルースとか、渋い曲ばかりをやるのかと思いきや、さまざまなジャンルに挑戦しているが。「ブルースもあるけど、こういう構成って意外でしょ？　僕の自作曲は、バンドサウンドじゃないところが聴きどころかな。CNBLUEはバンドだから、当然、バンドでやることを前提に曲作りをしますが、ソロではまっさらな状態で、いつもと違う発想で臨めたことが新鮮でした。バンドは、メンバーといちいち話し合いをしなきゃいけないけど、ひとりで好きなことができるのは、楽ですね（笑）。曲も書いてもらえるし、助けてくれる人もいるし、今まで会う機会のなかった人にも会えるし、やったことのない音楽もできる。でも、ソロをやってみて、バンドじゃない寂しさを感じてるのも事実です」。――CNBLUEメンバーに参加してもらう考えはなかった？「みんな、ドラマの撮影で忙しくて（笑）。本当は、ヨンファさんに曲を書いてもらうはずだったんですけど、ヨンファさんも撮影でずっと海外に行ってて全然会えなくて（笑）。やる気はあったんですけどね」――ソロアーティストジョンヒョンは、どういうタイプのアーティストだと言える？「あんまり、自分がソロアーティストって思ってないんです。バンドでもソロでも変わらない。音楽するのが楽しいだけ。ステージでも家でも、ギターを弾くのは同じくらい楽しいし、『今日はライブだから、気合を入れなきゃ』って意識もなくて、いつでも同じです。去年の8月に日本でソロ・ファンミーティングをやって、自分の予想以上にたくさんの方が来てくださった。次はファンミーティングじゃなくて、音楽で、そして、ライブで時間を共有したいと思ったから、ソロアルバムを作りました。ファンの皆さんと一緒に楽しむためのアルバムです」イ・ジョンヒョンは、このアルバムを引っさげ、8月に初のソロコンサートを東名阪で開催する。CNBLUEとしても大活躍を続けているが、演技やバラエティなど個人活動が増え、それぞれの魅力がさらに際立っている昨今。イ・ジョンヒョンというソロアーティストが、またひとつステップを上った姿を見せてくれることは間違いなさそうだ。◆イ・ジョンヒョン from CNBLUE『SPARKLING NIGHT』特設ホームページhttp://sp.wmg.jp/jonghyun/◆イ・ジョンヒョン from CNBLUE 「Moonlight Swing」YouTubehttps://youtu.be/YI4daxDUAWc