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韓国初登場1位『殺人者の記憶法』主演ソル・ギョングのインタビュー解禁!10キロ減量で魅せた新境地!

THE FACT JAPAN / 2018年1月24日 15時55分

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韓国を代表する俳優ソル・ギョング主演『殺人者の記憶法』が1月27日(土)よりシネマート新宿ほかにて全国公開されるなか、主演を務めたソル・ギョングのインタビューが解禁された。

本作はアルツハイマーになった元連続殺人犯が新しい殺人犯の登場により、忘れていた過去の殺人の習慣が蘇り、2人の間で激しい死闘が繰り広げられる傑作クライムスリラー。主演のソル・ギョングは長年韓国映画界で活躍し、‘カメレオン俳優’と高く評価される演技派。本作では謎の殺人鬼から愛する娘を守るために封印していた‘殺人の衝動’を解放し、戦う’アルツハイマーの元連続殺人犯‘という異色の役どころ。そんなソル・ギョングに本作『殺人者の記憶法』について日本公開にあたりインタビューに答えてもらった。

Q:‘元連続殺人犯’という設定は、本来なら観客に共感を得づらいキャラクターだと思います。そんな主人公ビョンスに観客の気持ちがついてくるよう、気をつけたことや工夫したことはありますか?

A:本作『殺人者の記憶法』は殺人の話ではなく、記憶を失っていく一人の物悲しい人間に関する話だと思います。歳を取ればアルツハイマーに限らず誰でも自然に記憶力が低下していきます。連続殺人犯という設定は、一人の人間が記憶を失っていくというストーリーを語るため与えられたものに過ぎないと考え、演じる際も“記憶”により重きを置きました。その点では、観客の方々も十分に共感してストーリーを追えるのではないかと思います。焦点を“記憶”に合わせてもらえると、より楽しんで見ていただけるのではないでしょうか。

Q:演じていて最もやりがいのあったシーン、気に入っているシーンはどこですか?

A: 本作は最初から演じるのが難しいだろうと予想して取り組みました。観客を混乱させることがこの映画のポイントであるため、「今この場面は主人公ビョンスが記憶を失っている状態か、そうでないか」といった考え自体をせず、ただ状況に集中しながら、監督がうまくまとめてくれるだろうと信じて取り組みました。大変だったことは、ビョンスの年齢が50代後半から60代前半という設定だったため、外見上、より老いて見えるようにするため、食事調整と運動を並行しながら10kg以上体重を落としました。特殊メイクでは役に入り込めないだろうと思い、監督には最大限メイクは減らして私自身が老いるという意思を伝えましたね。その日から炭水化物をやめ、運動を必死にやりました。冬の撮影だったため、宿の中で縄跳びを一生懸命やった思い出があります。私の好きなシーンは最初と最後の場面ですので、ぜひ最後まで集中して見ていただけたらと思います。

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