ソ・ジソブのドラマ「主君の太陽」、3つの“観戦ポイント”
THE FACT JAPAN / 2013年8月7日 13時48分
[スポーツソウルドットコム|パク・ヨンウン記者] 非常に奇妙な一本のドラマが初放送を控えている。ホラー、メロ、コミックを混ぜ合わせた「主君の太陽」に韓国の視聴者の関心がすでに集まる状況だ。
SBSドラマ「主君の太陽」の側は5日、ソウル市陽川区(ヤンチョン・グ)にある自社の社屋で試写会を開き、ドラマの全体的な雰囲気と内容を盛り込んだ観戦ポイントを公開した。
◆今回もジャンル混合!最近「主君の太陽」の前作である「君の声が聞こえる」が視聴率20%を超える大きな成功を収めた。「君の声が聞こえる」は、予想しやすい単純な法廷スリラー物ではなく、法廷スリラーにメロとファンタジーを組み合わせた“ジャンル混合”で視聴者に'新鮮なドラマ'というイメージを与えた。
「君の声が聞こえる」が持つジャンル的な要素は、このドラマの人気に大きな要因として働いた。このジャンルの新鮮さで「主君の太陽」も「君の声が聞こえる」に劣らない。さらに「主君の太陽」は 「君の声が聞こえる」より一歩前進した形だ。ホラーというジャンルをベースにメロ、コミック、ドラマ、アクションが入り混じっている。ジャンル的な多様性では「君の声が聞こえる」よりも優位を占めているという評価だ。
これに対し、「主君の太陽」のジンヒョク監督は、「混合ジャンルというのが、メロ的要素、怖さ、悲しさと面白さを全部出して混ぜ合わせなければならない。その点が非常に難しくて辛かったが、主君の太陽は撮影しながらも楽しかったし、毎回新しいドラマを撮るように新鮮だった」と感想を語った。ジンヒョク監督の言葉通り、その新鮮さを視聴者にも与えることができれば、確実に「君の声が聞こえる」に劣らない人気を享受する確率は高い。
◆ソ・ジソプ、コン・ヒョジン、キム・ユリの演技と毎回出演するカメオの変化「主君の太陽」で欠かせない二人の人物は、やはり主人公のソ・ジソプとコン・ヒョジンだ。二人はすでに数々のドラマや映画でその演技力を認められた俳優。このため、試写会で見せた「主君の太陽」は、主人公たちが導いていく混合された内容がよりすっきりと整理されている感じを与えた。特に目を引いた部分はコン・ヒョジンの夢幻的演技だった。幽霊を見て、彼らの悩みを解決するが、普段は辛くて疲れた生活を送る“狂気の失業者”テ・ゴンシルというキャラクターを、コン・ヒョジンは夢幻的演技で表現している。
ジンヒョク監督も、「このドラマで私は、コン・ヒョジンに感謝しがらも申し訳ない気持ちだ。テ・ゴンシルという人物は、着た切りすずめで、目にはクマがあるし、ヒールも履かない、それにすっぴん顔をしなければならない。これに私は、有名な女優であるコン・ヒョジンにこれを要求し、(彼女が)快く受け入れて完璧なキャラクターを作った。とても申し訳なくて、感謝するだけ」とコン・ヒョジンに対する愛情を表わした。
カメオとして出演する俳優も毎回変わり、とても新鮮だという評価だ。「主君の太陽」は毎回特別のゲストを出演させて新たな事件を紹介し、それを解決する方式でドラマを展開させる。特に1話のカメオとしては、ジン・イハンが出演し、感動的なシーンを演出した。 2話にはGirl's Dayのミナが出演する予定だ。
◆何よりも重要なポイントは別にある。「主君の太陽」はホラーとコミック、メロという柱で構成しているが、視聴者が必ず見逃してはならない部分がある。まさに“感動”だ。試写会でも「主君の太陽」は、試写会を見ていた一部の記者らが涙を流すほど感動的なストーリーを完成していた。怖い、またはコミックだけのドラマではないということだ。ジンヒョク監督は、「今作に必ず感動を入れたかった」とし、「視聴者が必ずこの部分を注目して、見ていただきたい」と希望を伝えた。
一方、「主君の太陽」は、ケチ臭くて高慢な男と幽霊を見る能力を持つ女性の物語を描いた作品。7日午後10時に初放送される。(韓国のみ)
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