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[SS現場] ジュンスの「ディセンバー」、これから俳優として期待される理由!

THE FACT JAPAN / 2013年12月21日 10時34分

俳優ジュンスが20日に上演されたミュージカル「ディセンバー:まだ終わらない歌」のプレスコールで熱演している。|チェ・ジンソク記者


[スポーツソウルドットコム|パク・ジウンインターン記者] 歌手兼ミュージカル俳優であるJYJのジュンス(26)が、冬に似合う歌と演技で観客を泣かせた。
ジュンスは20日、ソウルの世宗(セジョン)文化会館で開かれた創作ミュージカル「ディセンバー:まだ終わらない歌」(以下、ディセンバー)のプレスコールでジウクの感情演技を披露した。公演開始前からロビーをいっぱいに埋めた彼のファンと一部の記者たちまで泣かせた熱唱だった。真心を込めた切実な声に観客席では、泣き声が聞こえた。
舞台の照明が明るくなると、ジウク(ジュンス)は、12月の年末の雰囲気がみなぎる街で一人で立っていた。賑やかな年末の雰囲気の中でも笑うことができないジウクは、別れた恋人・イヨンとの幸せな日々を思い出していた。イヨンは、「もう私を忘れて。別れよ。私たち、長い間の付き合いでもないし」と言って離れた。ジウクは、「僕だち、今別れなければならないのか」と聞くだけで、離れていくイヨンを引き止めなかった。切実な心を目で送ったが、イヨンは自分を忘れてと言って冷たく背を向けた。


ジュンスは失恋の痛みをどうするかわからない25歳の青年に変身した。彼は年末の雰囲気に濡れた街を走り回わりながら悲しいバラード曲を歌い始めた。恋人と別れた男の痛みを切々と表現した歌が流れると、涙を流す観客が増えた。ジュンスは切々たる感情を歌詞に込めて熱唱した。舞台のあちこちを走り回っていたジュンスが舞台の前でひざまずいた場面は、“とても痛い愛は愛ではない”ということを見事に表現している。ジュンスは完璧に近い歌唱力で曲を表現し、観客は息を殺して彼の熱唱を見守った。
ジュンスはプレスコール後に開かれた記者懇談会で、「創作ミュージカルで、初演なのでたくさん悩みましたが、1980年代の感情を多くの観客が涙で共感してくれて、うれしいです」と語った。続いて、「初公演の時に叔母たちが来ましたが、化粧が全部消えるほど泣きました。1980年代の感性に共感したと言われました」と付け加えた。
2004年にグループ東方神起のメンバーとしてデビューしたジュンスは、2010年のミュージカル「モーツァルト」でその存在感を知らせた。彼はデビュー作「モーツァルト」で韓国ミュージカル大賞とザ・ミュージカル・アワーズで新人賞を総なめにした。歌手に続き、ミュージカル俳優としても確実に位置づけたジュンスがこれから見せてくれる舞台にミュージカルファンたちの期待が集まっている。「ディセンバー」は、映画監督で有名なチャンジン監督が演出を引き受けた。チャンジン監督特有の繊細な演出が印象的な創作ミュージカルで、16日幕を上げ、来年1月29日まで世宗文化会館大劇場で上演される。

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