イ・ジュンギ、『TWO WEEKS』の日本放送記念スペシャルインタビュー!
THE FACT JAPAN / 2013年12月21日 11時30分
[スポーツソウルジャパン|編集局] イ・ジュンギ主演の『TWO WEEKS』が2014年1月18日(土)からKNTVで日本初放送がスタートする。また、 『イ・ジュンギのJG World!』も2014年1月25日(土) KNTVで初回から放送スタート。それを記念してイ・ジュンギが日本ファンにインタビュー形式で挨拶した。
『TWO WEEKS』について
★今回、脚本家のソ・ヒョンギョンさんから説得されて出演を決めたと聞きました。どのように説得されたのですか?初めて作品に触れたとき、演じるにはとても難しい作品だと思いました。30代前半の子供を持っていない僕にとっては一度も考えたことのない“父性愛”を表現する必要があり、大先輩のソン・ヒョンジュさんがドラマ『追跡者〔チェイサー〕』で演じられた素晴らしい父親の演技と比較されたときにとても勝てないのではないかと思いました。脚本家のソ・ヒョンギョン先生には僕を推して下さったことへの感謝の気持ちでいっぱいでしたが、最初は出演を断るつもりでいました。でも、先生が「演技の幅も広がるし、俳優として更にステップアップできるから。この作品を俳優イ・ジュンギの新しいターニングポイントにしてみせるから」と断言してくださいました。そんな先生の熱意にとても心を動かされました。何よりも嬉しかったのが、先生が僕の出演作を全部見て「イ・ジュンギこそがチャン・テサンにふさわしい」と仰ってくださったことです。理由を尋ねると「イ・ジュンギは人間の両面を表現できる俳優で、温和さを感じさせる顔から深い感情やキレの良い演技、アクションも卓越している」と仰ってくださいました。これほどまで僕自身や僕の演技を理解して下さっているのだから先生を信じて挑戦しようと思いました。ソ先生は韓国では実力のある脚本家の方です。お会いして、本当にいろいろなお話をしましたし、初日からビールを何十杯も飲みましたよ^^
★最初は、断ろうと思ったそうですが、最終的な決め手となったのは、どんな理由ですか? ソ先生にお会いしてとても前向きな気分で家に帰り、それから2日で出演を決めました。何より、新しい挑戦をすることができるし、表現するのが難しい部分も多いだろうけれど、俳優としての力量を大きくしたいという気持ちが強かったです。監督や脚本家さんの説得もあり、役者としての幅をより広げたいという自分の欲求によるものだと思います ^^
★“父性愛”を表現するのには、たいへんなプレッシャーだったと思います。父親としての役作りはどのように行ないましたか?もっとも重要なことは「自分に娘がいて、守らなければならない家族がいるとしたら?」という問いを常に自身に課すことでした。心理的な変化や感情の一つ一つを上手く表現しなければならなかったので、どのように表現しようかと毎日考えながら没頭しました。もちろん、元恋人役のパク・ハソンさん、娘役のイ・チェミちゃんともできる限り会話をしようと努力しました。特にチェミちゃんとは本当の父親と娘のように感じられる感情をもてるように距離を縮める努力をしました。毎日毎日、そんな感情表現に没頭していたので、ある瞬間から娘との感情の交流ができるようになった気がします。幸いなことに劇中の主人公テサンも少しずつ父性愛を理解し、感じていく人物だったので、僕が役柄に没頭していくうちに僕自身の変化がチャン・テサンと重なっていきました。これまで娘の存在すら知らずに生きてきたチャン・テサン=娘がいるという感覚を知らない僕自身としてアプローチしていく楽しさもあり、もちろん簡単ではありませんでしたが、娘役を演じたチェミちゃんがとてもよく接してくれました。現場で僕が父親の感情を忘れないよう、監督と脚本家さん、そしてスタッフの皆さんがしっかりと支えてくれましたし、現場のムードもよかったです。チャン・テサンという人物の感情の変化と心理的な変化をしっかり掴んで表現できたのではないかと思います。
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