政治学者・三浦瑠麗の発言に批判が殺到

STANDBY / 2018年2月14日 18時58分

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国際政治学者の三浦瑠麗氏が、2月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系列)に出演。北朝鮮のテロリストや工作員が日韓に潜んでおり、特に大阪が危険だと発言したことが、物議を醸している。

番組では、平昌五輪開幕の裏で北朝鮮の軍事パレードや日韓首脳会談が行われていることに関連して、日米韓の外交の話題に。三浦氏が、戦争によって北朝鮮の指導者である金正恩が死亡した際には、各都市で「スリーパー・セル」(一般市民を装って潜伏している工作員やテロリスト)が活動する可能性があると語った。特に、「今けっこう大阪がやばいって言われていて」と大阪に潜伏者が多いと発言した部分について、批判が集中して炎上中なのだ。

Twitterでも、「根拠がない」といった指摘や、「民族差別だ」とする声が上がっている。

“ルワンダ虐殺ラジオの扇動者の事後の釈明と同じ。「私たちは殺せはと言っていない、民衆が勝手にそう理解したのでしょう 」”(原文ママ)
“「大阪はヤバイ」というのは 太平洋戦争時にアメリカで「破壊活動が行われていないのが破壊活動の前兆」みたいな暴論が世論を煽って日系人強制収容に至ったのに似た怖さがあるのよな ”
“議論を封殺するなという意見ですが、この手の憶測は人を簡単に殺すことになると、歴史で何度も証明されています ”

この騒動後、三浦氏本人がブログを更新。「このレベルの発言が難しいとなれば、この国でまともな安保論議をすることは不可能です」と、自身に寄せられる批判が不服な様子だ。

発言内容について、「本件は、専門家の間では一般的な認識であり、初めてメディアで語られたことですらありません」とあくまで主張を通している。

しかし、問題なのは、「主張の内容以上に、その伝え方だ」との指摘もある。

“もし、具体的な根拠がなく大阪住民の不安と民族差別を煽る発言をしたのならば、国立大学の教員として不適格です。そして、そのような発言を許したテレビ局も、当然その責を負うべきなのです ”
“「いま、言われていて」っていうのを見ると人によっては「ああ、そうなんだ! いいことを教えてもらった」って思っちゃう人もいるじゃないですか。それって何か?っていえば、ただの「煽り」なんですよ ”

研究者である以上、根拠を明確に示せないことを発言するべきでなかったということだろう。さらに、

“東大、大丈夫か?
「ネットで見た」三浦瑠麗(国際政治研究者 )”

と東大ブランドの失墜を心配する声もあり、アカデミック界全体の問題にも発展する可能性があるが、この騒動の幕引きはどうなるのか。
(飛鳥 進)
■関連リンク
三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/12/ruri-miura_a_23359021/

朝鮮半島をめぐるグレートゲーム
http://lullymiura.hatenadiary.jp/

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