IT企業の新入社員が「軍隊研修」暴露 “地獄の研修”の内容とは

STANDBY / 2018年4月19日 18時58分

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“タイの全裸事件”で注目されたIT企業のDYMに今春入社した新入社員とおぼしき人物が、前時代的な軍隊研修の実態を「はてな匿名ダイアリー」で報告しネットで話題となっている。

Web事業を中心に、人材事業や医療事業など幅広く展開するDYM。「IT×医療で世界No.1」「世界を代表するメガベンチャー」「1000年後にも存続するエクセレントカンパニー」などを掲げ、2003年の創業から増収増益を続ける注目のベンチャー企業だ。

そんな急成長中の同社の新入社員と名乗る投稿者のブログは、「5日間の地獄の研修合宿が終わりまして、辞職を決意することにしました」という衝撃的な告白から始まる。茨城県ひたちなか市のホテルで行われた合宿では、携帯電話やスマートフォンなどが没収され、外部との通信手段を絶たれたという。投稿者は「洗脳の基本ですよね」と語り、研修を振り返る。

ブログによると、研修は別会社が担当しており、参加者に5日間で4つの「テスト」を課しすべてに受からないと「修了」できない仕組み。参加者は班に分かれ、それぞれに配置された“教官”が新入社員を採点する形式で行われたとのこと。

テストは掛け声と振り付けを覚える体操テストをはじめ、「左!左!右!」「行くぞ!オー!やるぞ!オー!」という掛け声とともに行われる行進、「向かい風の中の営業」のタイトルで、営業の心得が箇条書きで綴られた内容の暗唱。文字通り「海風潮風吹き荒ぶ海岸に立ち、びゅうびゅうと真正面からの向かい風」のもとで行われ体力が奪われるという。極めつきは、「30キロ夜間行進」。負傷者が出るほど過酷なものだったようだ。

他にも全員の前で決意を宣言する3分間スピーチや、「○○やる人」と手を挙げさせられ、応じないと怒られるなど驚くべき実態が綴られている。

このブログはあっという間に拡散し、Twitterでは、

“こういう古い時代の研修は、古い考え方の人間には好評なんだろうなあ。”
“人権侵害みたいな新人研修ってむかしからずっとあるのだけど、だれか訴えたり、司法で裁く事例がなぜ生まれないのだろう?”
“DYMがって言うよりは、こういう研修って三十年以上前からあって同じ様な事してて散々馬鹿にされてるのに、まだ需要があるってのがびっくりだよなあ。”

と、“過酷すぎる”研修に苦言を呈する声は少なくない。

投稿者はDYMに入社した理由について、「すぐ辞めるつもりで入った」としたうえで、大学院入試に失敗したことや経済的事情から就職活動が遅れたため、“ネタ”として面白そうな企業に入社し、コンテンツを提供しようと思ったとその経緯を明かしている。

2016年には社員旅行で訪れたタイ王室の保養地であるタイ・フアヒンのビーチで、全裸男性が集団で騒ぐ様子を現地人にTwitterで投稿され大きな話題になった同社。新入社員の“ジャーナリズム精神”によって、またしても不名誉な形で注目されてしまったようだ。
(山中一生)

■関連リンク
面白半分でDYM社に入ったら研修合宿がひどかった
https://anond.hatelabo.jp/20180417160737

DYM
http://dym.asia/

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