観光客「ユニクロ駆け込んだ」今年も“寒暖差疲労”の季節…野見山アナが見た!売れ筋対策グッズ
STVニュース北海道 / 2024年9月23日 16時18分
朝晩の冷え込みが強まり、体調を崩している方も多いのではないでしょうか。
だるさや気分の落ち込みなど“寒暖差疲労”と呼ばれる症状に注意が必要です。
1日の気温差を調整する衣類も人気となっています。
ピンクや白など色鮮やかに秋の訪れを知らせるコスモス。
札幌市内の公園で見ごろを迎えています。
関東から旅行中というこちらの観光客。
コスモスを見る前に急遽立ち寄った場所があるといいます。
(関東からの観光客)「寒いなってなって、さっきユニクロに寄ってきました」
(札幌市民)「急に寒くなったので、布団を暖かいのにかえましたね。そして慌ててカーディガンとか冬物を出したりしました」
朝晩を中心に冷え込みが強まってきた北海道。
23日の1日の中で最も気温差が大きかったのは、胆振のむかわ町穂別で18.6度。
札幌もおよそ10度、気温差がありました。
衣料品を扱うこの店ではすでに冬物が動き出しています。
(プロノ 加藤綾香さん)「冬物の肌着や早い方だとダウンやジャンパーも買って帰る方が多いです」
売り場には早くもダウンをはじめ秋冬の商品がずらりと並びます。
この時期に人気の商品はー
(野見山アナウンサー)「薄手でとても軽いです。そして、中がフリース素材なので袖を通すだけでも暖かいです。さらに防風機能もあるということで、朝晩の冷え込む時間帯の通勤通学にもよさそうです」
朝晩と昼間との気温差を調整するため薄手でバッグなどにしまいやすく、防風加工で暖かさを保てる商品が売れ筋です。
内科クリニックによりますと、1日の中で気温差が大きくなる9月から10月にかけて、とくに体の不調を訴える人が多くなるといいます。
(小野百合内科クリニック 小野渉院長)「1日の中で気温が7度以上下がる場合は自律神経の失調が起こりやすいと言われております。全身の倦怠感や頭痛といった症状、あとは気分の浮き沈みといった症状が起きやすい。それを寒暖差疲労とよく言われております」
“寒暖差疲労”が起きやすいという秋。
その対策はというと?
(小野百合内科クリニック 小野渉院長)「対策としてはなるべく1日の中で気温差を少ないようにする。例えば屋内の暖房の温度を20度くらいにする。ウォーキングやランニング、ヨガみたいな有酸素運動というのは、血圧を安定化させたり自律神経を整える効果があるので、特にこの時期おすすめかなと思っています」
大雪山系の黒岳では21日、2022年や2023年より13日早い初雪が降り、早くも秋から冬へ向かう北海道。
気温差の大きいこの季節、体調管理にはいつも以上の注意が必要です。
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