【小樽飲酒死亡交通事故】大沢容疑者が事故現場に姿を現す 立ち合いで実況見分 その表情は

北海道小樽市の国道で、乗用車同士が衝突して大学院生の男性が死亡した事故で、先ほど現場では容疑者立ち合いのもと、当時の状況を確認する実況見分が行われました。

（鷲見記者）「警察車両から警察官に連れられて大沢容疑者が降りてきました」

フードを深くかぶっているのは、酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで逮捕・送検された、函館市に住む大沢亮汰容疑者（３２）です。

（鷲見記者）「警察官が地面に残っている事故の跡のことを大沢容疑者に問いかけています」

大沢容疑者は終始こわばった表情で現場を確認していました。

大沢容疑者は２０２４年９月月２２日、酒気を帯びた状態にもかかわらず、小樽市銭函の国道で乗用車を運転し、対向の車と衝突して札幌市に住む大学院生の田中友規さん（２４）を死亡させた疑いが持たれています。

事故当時の呼気検査では、基準値のおよそ３倍のアルコールが検出されました。

大沢容疑者は事故の前日、オータムフェストに立ち寄り酒を飲んだと供述していて、警察のその後の調べで、午後６時ごろから翌午前０時過ぎまで複数の友人と札幌中心部の居酒屋などで酒を飲んでいたことがわかっています。

２６日の現場では大沢容疑者立ち合いのもと、事故が起きた状況などを確認していました。

警察は対向車線にはみ出した原因などについて引き続き捜査しています。