専門家がこぞって注目する『腸』にアプローチするダイエット法

Suits-woman.jp / 2019年8月2日 16時0分

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なかなか痩せない、ダイエットが続かない……と悩んでいませんか?

世の中はいろんなダイエット法がありますが、「腸」に着目すれば成功、もしくは一生モノのダイエットとなる可能性も!

ウェルネス&ダイエットエキスパートの和田清香さんと一般社団法人日本美腸協会の代表理事で看護師の小野咲さんに、ダイエット成功の切り札となるといわれる「腸」にアプローチするダイエットはなぜ良いのか、やり方などを教わりました。

■「脳腸ダイエット」

ウェルネス&ダイエットエキスパートの和田清香さんは「腸」と「脳」に着目する「脳腸ダイエット」を勧めています。

脳腸ダイエットとは、「腸と脳は血管や神経を介してつながっていて、互いに影響し合う」という、脳腸相関に着目したダイエット法。

脳腸のサイクルを整えることで、肌や体はもちろん、自律神経のバランスや心のコンディションをも良好にし、ダイエットの継続と効率アップを目指すといいます。

●脳腸ダイエットは「最後のダイエット」になり得る!?

和田さんは、過去に350種類以上のダイエットを経験してきたそうですが、その中でも脳腸ダイエットは「最後のダイエット」になり得るといいます。

「意思の力だけでダイエットを継続するのはむずかしく、ストレスがかかる食生活や運動では良い結果は得られないことがわかりました。
腸が健康ならばメンタル面も安定して、ダイエットも続けやすくなります。もしダイエットが数か月続いたら、もうそれはダイエットではなく、一生ものの習慣になりますよね。その可能性を持つ脳腸ダイエットは、最後のダイエットとなる可能性はあるのかもしれません」

また、ダイエットの成功法則もここから見えてくるといいます。

「自分に合ったダイエット方法とは、好きなこと・続けられそうなことを選んで、心と体を心地よい状態に整えること。それが、ダイエットで最も重要なことで、脳腸相関のしくみとも合致します。これが成功するダイエットの法則のひとつと言えます」

●脳腸ダイエットにおける大事な習慣

脳腸ダイエットのやり方は、意外にシンプル。和田さん流の、5つの大事な習慣を教えていただきました。

1.食事
「ストレスになるほどの食事制限は一切しないこと。食品はさまざまな発酵食品を試し、積極的に取り入れることがポイントです」

2.入浴
「全身の巡りを良くするために、毎日湯船に15分程度つかります。湯船の中でウエストひねりや、お腹のマッサージをするのもおすすめです」

3.睡眠
「脳の休息や自律神経のバランスを整えるため、質のいい睡眠をとることを心がけます」

4.ボディーチェック
「私は体重計には乗らず、鏡の前でボディーチェックをしています。体重にこだわるよりも、自分が感じる見た目・サイズ感を大切にします」

5.エクササイズ
深い呼吸やねじりの動作を取り入れた逆立ちやねじりエクササイズ『脳腸エクササイズ』を実践。ねじりエクササイズは、立ったまま両脚をクロスさせた状態で、上半身を左右にねじり、その状態のまま深い呼吸を4~5回繰り返します。クロスさせる脚を入れ替えて同様にねじりましょう」

ねじることで腸の動きも良くなります。

脳腸ダイエットは、何に重きを置くかがポイントになりそうですね。

■美腸を目指す!

このように「腸」そのものを美しく整えることで、太りにくい身体を作ることができるようです。

日本美腸協会の代表理事で看護師の小野咲さんは、美腸を目指すことにより、ダイエットに次のようなメリットが生まれると話します。

「太りにくい身体、代謝が良い(基礎代謝が高い)身体、しっかりと老廃物を出せる身体、質のよい血液が巡っている身体になることが期待できます」

●理想的な「便」とは?

小野さんによれば、便の様子を見れば、腸の調子を知ることができるといいます。

「便は腸からの便り。食生活や腸の状態がわかるバロメーターです。便の色・形・においをチェックしてみましょう。色は黄土色か黄茶色で、形はバナナ状、においは、食べ物が発酵したような甘酸っぱいにおいが理想の便です」

出典:日本美腸協会・小野咲代表 著「腸が変われば、人生変わる 美腸の教科書」(主婦の友社)

この理想的な便を作るには、どうすればよいのでしょうか?

「水の量、食事(外食を少なく、朝食、昼食、夕食の量、時間)、1日の活動量や運動、入浴、夜寝る時間、ストレスとの付き合い方などを適切に行うことです。簡単にいえば規則正しい生活が大事です。規則正しい生活がむずかしい場合も多いですので、できることから始めていくことがポイントです」

●ダイエットのための美腸ケアはストレッチと“もむ”こと!

その他、ダイエットのための美腸ケアの方法としてどんなものがあるのでしょう?

「お腹のストレッチと、お腹をもむことです。リラックス効果も得られ、あまり動かしていないお腹周りの筋肉を動かすことで腸も連動して活性化していきます。その後、もむことで排泄効果が高まります」

【お腹のストレッチの基本】

●ダブルブレスストレッチ
胸式呼吸と腹式呼吸を同時にするストレッチ

1.両足を肩幅に開いて立つ。両手は太ももの上にのせる。

腰をかるく曲げてもOK。

2.両手をゆっくり上げながら、鼻から5秒かけて、息を吸う。
このとき腕の動きに合わせて、「お腹→胸」の順に空気を入れる。

鼻からゆっくりと息を吸って。

3.腕をゆっくり下ろしながら腕の動きに合わせて、口から10秒「胸→お腹」の順に息を吐く。

口からゆっくり息を吐く。

腕を下げたときにはお腹を覗き込む姿勢になるよう、上体を徐々に丸める。

4.息を吐ききったら上体を起こして姿勢を正し、鼻から息を吸い込む。
(吸った息がお腹と胸郭に一気に流れ込む。)

☆☆☆

「腸」にアプローチすることで、健康習慣が手に入り、無理のないダイエットができそうです。これまでダイエット中、腸を意識していなかったという方は、ぜひ実践してみましょう!

【取材協力】

和田 清香(わだ きよか)さん…ウェルネス&ダイエットエキスパート。NYにて皮膚学・ボディマッサージを学び、帰国後は化粧品開発や美容雑誌の編集・ライター業を経験。健康美容業界で得た知識、350種類以上のダイエット体験からの分析力、また、自らも健康的に15kg痩せることに成功した経験をもとに、雑誌、テレビ、ラジオ、セミナーなどに多数出演。「レギンス入浴」をはじめ、健康美関連商品の開発も手がける他、『カラダが硬い人ほどうまくいく! 2週間でやせるストレッチ』(宝島社)『30秒でスッキリ!壁トレ 体を動かすのが好きになる!』(ナツメ社)など著書も多数。

小野 咲(おの さき)さん…一般社団法人日本美腸協会・代表理事。美腸ナース。国立成育医療研究センターで看護師として働く中で子どもの看護を通じて腸の大切さを痛感。幼い頃からの自身の極度の便秘もあり、便秘外来にて「腸」の研究に没頭する。薬を使わずにおなかの悩みを改善する腸のマッサージを開発。その後、美腸エステ「GENIE」を立ち上げ、日本美腸協会を設立。美腸エステで施術をした人数は1万人を超え、現在は腸の知識やセルフケアを伝えるセミナーを全国で開講中。著書に『下がらないカラダ』(サンマーク出版)がある。

『美腸の教科書』(サンマーク出版)

取材・文/一ノ瀬聡子

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