今注目のバルト三国 、豊かな自然に包まれた歌と踊りの国エストニアの魅力5つ

Suits-woman.jp / 2019年8月3日 15時0分

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多様な民族の文化や豊かな自然、あたたかみのある民芸品などで、人気の渡航先のバルト三国。中でもエストニアは、最も北欧に近い風土や文化を持っていて、近年はIT産業でも注目を集めています。美しい自然と、歌と踊りを愛するエストニアの魅力5つをご紹介します。

1:これぞ絶景!湿原の国立公園

バルト海とフィンランド湾に面するエストニアは、無数の島と広大な湿原を持つ、水の豊かな国。美しい浜辺や湿地帯などに惹かれ、多くの観光客が訪れます。国立公園などに設置されたハイキングトレイルは200を超えるほど。ルイテマー自然保護区のトルクセ湿原やソーマー国立公園など、絶景スポットもたくさんあります。

驚くほど澄んだ水をたたえたルイテマー自然保護区のトルクセ湿原。

よく整備されたハイキングトレイルはそれほど起伏が激しくないので、ゆったり自然を楽しみながら歩くことができますよ。

ソーマー国立公園のハイキングトレイルから望む、夏至の日の出。夏至の日の朝には、なんとここで泳ぐ人たちもいます。

2:美容にも効果てきめん!オーガニックでヘルシーな食べもの

国土の半分が森林であるエストニアの食材は、スウェーデンやフィンランドなど北欧の文化圏に近く、森の恵みのきのこやベリーなどをよく用います。加えてビールなどは、ドイツの食文化の影響も。エストニアの国民食と言われるのは、「kama(カマ)」というライ麦、小麦、大麦などをブレンドし、粉状にすりつぶしたもの。きな粉のような味わいのヘルシーな食べものです。

ルイテマー自然保護区でケータリング事業を行なっている、地元の女性たちが作ったピクニック・ランチはきのこやベリーなど森の恵みがふんだんに使われています。

じゃがいもと大麦はエストニア料理にも欠かせないもの。煮込み料理としてもよく食べられています。

「kama(カマ)」のデザート。ここではカードチーズに混ぜ、ルバーブといちごを添えて。

3:国民が愛する伝統の歌と踊り

大国による支配の歴史を耐え忍んできたバルト三国。バルトの人たちは自分たちのアイデンティティーを歌と踊りによって受け継いできました。1869年から始まったエストニアの「歌と踊りの祭典」は、現在も5年に一度開催されています。ソ連の支配下だった1988年の歌の祭典では、歌うことを禁じられていたエストニア語の歌を約30万人が集って歌い、独立を後押しする大きな力となりました。エストニアの人たちにとって歌や踊りは民族の誇りであり、ごく身近なもの。夏至祭やお祭りの日には、あちこちでコンサートが開かれます。

民族衣装で踊るダンスには、一つ一つストーリーがあり、教訓やメッセージが託されています。

夏至祭の日に国立公園の森の中で行なわれる「サンライズ・コンサート」では、エストニアに古くから伝わる聖歌や民謡が披露され、多くの人々が集まります。

民族衣装に身を包んだ女性たちの澄んだ歌声が、夜明けの森に染みとおっていきます。

4:絵本のような町並みのタリン旧市街

エストニアの首都タリンは、フィンランドのヘルシンキからもフェリーに乗って日帰りでも行ける人気のスポット。古くは城塞都市として栄えたタリンの旧市街は、世界遺産にも登録されています。パステルカラーの建物と石畳の道が美しく、まるで絵本のような街並みが続きます。

愛らしい建物が立ち並ぶラエコヤ広場。12月にはクリスマスマーケットも開催される場所。

旧市街にはレストランやかわいい雑貨店も数多く集まっています。

5:エストニアのムーミン??子どもたちから愛される「ロッテ」

エストニアで愛されている「ロッテ」というキャラクターを知っていますか?ロッテは、子ども向けのアニメーションの主人公で、頭のいい犬の女の子。朝の教育番組として、子どもたちに大人気です。そんなロッテのテーマパーク「ロッテマー」は、2014年にオープン。森の中にあるのんびりとしたパークの中には、音楽教室や絵画教室などがあり、子どもたちが楽しみながら学べる空間になっています。

ロッテ(左)は発明家。子どもたちが夢中になるロッテは、さしずめエストニアのムーミン?

これがパークのロッテちゃん。各キャラクターは着ぐるみではなく、役者さんが扮しています。

パーク内では、ハエやウサギ、てんとう虫などさまざまなキャラクターたちが一緒に遊んでくれます。

カフェではかわいい黒猫さんたちが、おいしいパンケーキを焼いてくれました。

「ロッテ」の物語に悪者は存在せず、けんかもありません。穏やかな雰囲気のパークには、子どもたちにのびのびと多様な存在を感じてもらいたいという思いがあふれていました。

Lottemaa www.lottemaa.ee

☆☆☆

美しい水辺と森と共に生きるエストニアでは、民族の誇りと同時に他者を受け入れる豊かな多様性も育まれていました。

次の旅では、少し足を伸ばしてエストニアを訪れてみませんか?

写真・文:内山さつき
取材協力:CAITOプロジェクト(田園ツーリズムプロジェクト)
機材協力:フィンエアー

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