時代に合っていないと言われる終身雇用制度、それでも残してほしいと思う理由とは?

Suits-woman.jp / 2019年10月1日 8時0分

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業績悪化による倒産など特別な事情がない限り、正規社員は定年まで雇用が守られる「終身雇用制度」。堅実女子の皆さんの中には、自分には終身雇用なんて関係ないと思っている人もいるかもしれませんね。

「年功序列」や「企業内労働組合」と合わせて日本型雇用3種の神器といわれたこの制度について、最近経済団体や日本を代表する会社のトップをはじめ、経済界の重鎮といわれる人たちが相次いで見直しを求める声を出しています。

今回は、エアトリが実施した調査をもとに、終身雇用制度について考えていきましょう。

終身雇用についてどう思う?

規模にかかわらず、いつまでも安定した企業などないと言われている今日この頃。転職を経験していたり、成果主義を導入している企業で働いていたりしている人の中には、「終身雇用なんて、もう古い!」と思っている人も多いことでしょう。

でも、時代に合っているかは別として、制度そのものについては皆さんどう感じているのでしょうか。

調査結果によると、どの年代においても終身雇用に「賛成」した回答者が「反対」を上回ったそう。「賛成」が最も多かったのが50代、そこから年代が若くなるにつれて「賛成」の割合も少なくなっていきます。

年代にかかわらず、やはり「安定」があるからこそ仕事を頑張れる?

賛成した人と反対した人、それぞれの意見をピックアップしてご紹介します。

「賛成」の理由

・現在50代半ばなので、終身雇用以外のことを改めて考える気になれない。(50代・男性)

・まずは信頼、安心を持った関係でありたい。そこから個人が道を選ぶ選択もあればいい。(40代・女性)

・雇用が確定しているということは、会社に対する忠誠心が旺盛で働く意欲が継続して会社に対する貢献度が持続していく。生活が常に安定しているので勤労意欲が衰えない。(70代・男性)

「反対」の理由

・年功序列になり若い方の活躍が妨げられる。(70代・女性)

・そもそも会社組織は自分達の給料を創出するのが仕事。終身雇用を悪用している扶養家族的な社員が権利ばかり主 張するのは本来の姿ではない。(50 代・男性)

年代や置かれている環境によっても、感じ方は様々。皆さんはどう考えますか?

終身雇用制度が無くなったらどう思う?

賛否両論ある終身雇用制度ですが、もし完全に無くなったらどうでしょうか。正規社員として働いている人に終身雇用制度が無くなることについての不安があるかどうかを聞いた調査では、「とても不安」と回答した人は全体の23.6%で、「やや不安」の27.0%と合わせると半数以上が不安を抱いていることがわかったそう。

「時代に合っていない」とよく言われる終身雇用制度だけれど、実際に無くなるのは不安なようで......

さらに詳しく見たところ、定年後にやりたいことが「ある」人に比べて、やりたいことが「ない」人の方が、終身雇用が無くなることについて「不安」「やや不安」と感じていることがわかりました。

ちなみに、定年後に何をしたいかについては、次のような結果になりました。

1位:旅行(90.3%)
2位:運動(30.9%)
3位:食べ歩き(30.5%)
4位:ボランティア(25.7%)
5位:映画・舞台鑑賞(23.7%)

定年後の生活を具体的にイメージしポジティブに考えている人は、終身雇用に対して強いこだわりがあるわけではないのかもしれません。

人生100年時代の到来といわれ、再雇用や定年延長・廃止など、私たちを取り巻く雇用環境はこれからも変わっていくでしょう。どんな変化にも柔軟に対応できるように、長期的にライフプランを考えていきたいですね!

どんなに安定しているとされている企業でも、一生安泰は期待できない時代です。

【調査概要】
調査タイトル:「終身雇用」に関するアンケート調査
調査対象:20代〜70代の男女825名
調査期間:2019年5月21日〜5月24日
調査方法:インターネット手法
調査主体:株式会社エアトリ

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