不倫だったなんて言えないけど…離婚が決まったら、どう子どもに伝える?

Suits-woman.jp / 2020年7月19日 11時0分

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コロナ離婚という言葉が流行ったり、芸能人の不倫や離婚が頻繁に報道されるなど、離婚はもはや身近な話題。年間20万組以上が離婚をしていると聞くと、離婚はそれほど大きな問題ではないと思う人も多いかもしれません。しかし離婚をすると決めた時、大きな問題のひとつになるのが「子ども」。子どもにどう伝えるべきか、今後どうやって暮らしていくのか、それは子どもの人生を揺るがす大問題になるのです。

そこで今回は、株式会社カケコムが、離婚経験があり子どもがいる男女100人に行った「離婚について子供にどう伝えたか」という調査をもとに、離婚時に取りたい子どもへの対応についてまとめてみました。

子持ち離婚、きちんと離婚について伝えた人は55%

離婚についてきちんと子どもに伝えたかを尋ねたところ、「話した」と回答した人は55%。一方「何も話さなかった」と回答した人は2割いることがわかりました。また4人に1人は「離婚とは言わずはぐらかした」と回答。これは子どもの年齢によると思いますが、きちんと子どもが離婚理由を知っている人は約半数ということがわかったのです。

実際に子どもがおり、離婚経験がある男女100名(男性45人、女性55人/20代14%、30代43%、40代34%、50代9%)の回答より。

◆体験談◆
(離婚についてきちんと伝えた派)
・本当に正直に、「ママとパパなバイバイするねん。離婚するな。」と話し、子どもは当時小学一年生だったので泣きましたが、また正直に「ママな、パパ嫌いになってん。もう仲直りできひんねん」と話していたら、何故サヨナラするかはわかりやすかったみたいで、現在は中学生ですが、普通に元夫の話を今の夫に話したりしています。包み隠さずきたので、再婚も上手くいきました。(30代女性)

・もう、あなた達の前でママが叩かれるのを見せるのが嫌だからママはパパと離婚するからね。(50代女性)

(離婚理由は明確にせず事実だけ伝えた派)
・元旦那の不倫が原因での離婚でしたが、不倫したことだけは言わずに、「お父さんがお母さんに嘘をついて、その嘘というのは結婚したら、家族になったら絶対ついてはいけない嘘なんだ。それでお母さんがどうしてもお父さんのことが許せなくて、お父さんのことが大嫌いになってしまって、もう一緒に暮らせなくなってしまったんだ。…(中略)…あなたは何もひとつも悪くないからね。巻き込んでしまってごめんね。」と、向かい合ってゆっくりはっきり伝えました。(30代女性)

・子どもたちと外食に行き、そこで伝えました。「離婚することになったの。経済的にパパと暮らしていた方がいいと思うけどそこはあなた達にまかせます。でもママとはいつでも会えるから。」と伝えました。

(離婚とは言わずにはぐらかした派)
・少し遠くへ行く、暫くは会えないと伝えた(40歳男性)

・子どもに『仕事がめちゃくちゃ忙しくて、遠い場所に飛行機で行っちゃったのよ』と伝えました。(30代男性)

・パパとママは別々に暮らすことになるけど、どう思うかな、どっちと暮らしたい?この様に、率直には伝えずに、何となく匂わす感じにしました。(40代女性)

ちなみに離婚する際に子どもに「話した」「話さなかった」ことについて、後悔をしているかを尋ねたところ、「話した」と回答した人の94.5%、「何も話さなかった」と回答した人の90%は「後悔していない」と回答。一方、「離婚と言わずにはぐらかした」と回答した人は、約40%が「後悔している」と回答していることが判明。「いずれ成長すれば、思い出して悩むと思う」や「子どもが傷付かない様にと配慮したつもりだったのですが、今から考えると、正直に伝えた方が良かったのかなと思ってしまいます」などが後悔した理由のようです。

子どもが状況を理解できる年齢なら「はぐらかす」対応は避けるべき。子どもは大きくなれば事情がわかるもの。

では、離婚経験者が子どもたちに伝えておけばよかったと思っていることはあるのでしょうか?

子どもの前では冷静に!理解できる年齢なら理由を伝える

子どもがいる離婚経験者が、実際の経験を通じて「子どもにもっとこう伝えればよかった」と思うことはあるかを尋ねたところ、もう少しきちんと理由を伝えればよかったという意見や、子どもや離婚相手のことをもう少し配慮すればよかったという意見が多く聞かれました。詳しくは以下の通り。

●離婚の理由や離婚するメリットをもっとわかりやすく伝えればよかった
・パパとママが離婚するメリット、デメリットを、子どもがわかりやすいように伝えればよかった(20代男性)
・どうして一緒に住めないかを少しだけでも話してあげればよかったと思います。(30代男性)

●徐々に離婚話を切り出していけばよかった
・子どもが不安を募らせる前に、段階的に話していった方が良かったと思う。(40代女性)
・蓄積したものがあったので、ゲリラ的に一気に事を進めたので、事前に話しておく必要があったかもしれません。(50代女性)

●もっと子どもが傷つかない言い方をすればよかった
・会いたいときはいつでも会えるよくらい言ったほうがよかったかと思いました。(20代男性)
・もっと気を遣って話をすべきだった。(30代男性)

●配偶者の気持ちをもっと考えて伝えればよかった
・もっと妻のことを非難しなかったらよかったです。(30代男性)

●子どもの意見を聞けばよかった
・経済的な事を理由にパパと暮らした方がいいとは言ったけれども、ママが頑張って働くから一緒に暮らそうと言えば良かったと思いました。あなた達はどう思う?ときけばよかったと思いました。(40代女性)

こうしてみると子どもが小さい場合は詳しい話をしなくても、ある程度大きい場合は、きちんと話した方がいいことがわかります。また子どもには「あなた達は何も悪くない」「離婚をしてもいつでも会えるよ」「離婚しても変わらず大好きだよ」と伝えてあげることで、安心させることができそうです。

離婚を子どもに伝える時のポイントは4つ

離婚となると一時期の感情で動いてしまいがち。しかし、子どもに離婚のことを伝える時は、一度冷静になって考える必要があります。離婚理由が、相手の悪口になってしまっていないか、子どもが傷つかないか、以下のポイントを頭に入れてから話すといいでしょう。

■離婚を伝えるタイミングを考える
子どもが親の離婚を受け止められる状態で、親子ともにリラックスしている状態かを考える。子どもが家庭の状況がおかしいと感じて、心配しだした時がベスト。

■絶対に離婚を子どものせいにしない
いくら子どものためを思って離婚したとしても、離婚は夫婦の問題。子どものせいにすると子どもは一生の心の傷に。

■子どもに決断を迫らない
親権問題での争いで無理やり子どもに決断を迫らない。子どもの意見を聞くのはもちろん大切だが、最終的には親が決断をすること。

■親の正直な思いを伝える
子どもが理解できるような言葉で、出来るだけショックが少なくなるように気持ちを伝える。

各家庭の状況や子どもとの関係、子どもの年齢にもよって、一概にどう伝えるのがいいとは言い切れませんが、今後を考えて、冷静になって行動を起こすことが大切でしょう。

出典元:株式会社カケコム

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