教習所では習ったけど…信号機のない横断歩道、一時停止するドライバーはどのくらい?

Suits-woman.jp / 2020年10月21日 8時0分

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運転免許をもつ堅実女子の皆さんに質問です。信号のない横断歩道で歩行者が渡っていないとき、一時停止していますか?自動車教習所では横断歩道手前で一時停止をしなければならないと指導されますし、運転しているときに横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいた際、一時停止しないのは罰則の対象となります。自動車には歩行者の安全を保護する義務があるのです。

5年前からは改善しているものの、いまだ8割のドライバーは一時停止せず

しかし実際に歩行者の立場で横断歩道を渡る際、渡ろうとしているのに停止する車はごく少数。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が全国を対象に実施したアンケート調査によると、信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止率は21.3%だそうです。つまり約8割のドライバーは、歩行者がいても横断歩道では止まらないのです。

実はこれでも状況は徐々に改善されており、2016年に実施した同調査では停止する率がなんと7.6%だったそう。そこから2020年までは、以下の推移で増えているようです。

●信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況(2016年~2020年)

2016年……7.6%

2017年……8.5%

2018年……8.6%

2019年……17.1%

2020年……21.3%

改善の兆候がみられるようになったのは、昨年の2019年。とはいえそれでも大部分のドライバーは、歩行者がいても横断歩道で止まらないのです。

横断歩道を渡りたいのにクルマが止まってくれないことは、よくあります。

東京の歩行者がいる横断歩道で一時停止するドライバーは6.6%!

しかしこの傾向は、全国的にどこも同じではないようです。同調査では都道府県別でも調査していますが、一番停止率が高かったのは長野県。その割合はなんと72.4%とかなり高い割合となっています。そのほか停止率が高かったベスト10の都道府県はこちらとなります。

●横断歩道で一時停止率が高い都道府県

1位 長野県……72.4%

2位 兵庫県……57.2%

3位 静岡県……54.1%

4位 新潟県……49.4%

5位 島根県……43.2%

6位 山梨県……35.8%

7位 長崎県……35.0%

8位 愛知県……32.5%

9位 福岡県……31.4%

10位 宮崎県……31.3%

全国的にみても長野県が圧倒ですが、4位の新潟県あたりまでは約半数の割合となっています。そこから下は下がり続け、10位の宮崎県では約3割に。では続いて停止率が低いワースト10の都道府県もご紹介します。

●横断歩道で一時停止率が低い都道府県

1位 宮城県……5.7%

2位 東京都……6.6%

3位 岡山県……7.1%

4位 富山県……10.7%

5位 大阪府……11.8%

6位 徳島県……11.8%

7位 香川県……12.1%

8位 埼玉県……12.4%

9位 青森県……12.9%

10位 高知県……13.4%

ワースト1位は宮城県で、わずか5.7%!そして日本最大の都市・東京都も6.6%と散々たる数字です。東京の交通量でこの割合では、横断歩道を渡るだけでも命がけといえそうです。

全国的に横断歩道で停止する意識が低い中、なぜ長野県だけが7割越えの高水準を保っていられるのでしょうか?まずはそれを学び、全国的にも横断歩道で一時停止する意識をしっかり持ちたいものです。

【調査概要】
調査主体:JAF(一般社団法人日本自動車連盟)
調査期間:2020年8月12日~8月26日のうち、月曜日から金曜日の平日のみ
調査場所:各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道
調査方法:横断歩行者はJAF職員(横断歩道の立ち位置や横断しようとするタイミングを統一)調査回数は1箇所50回の横断(合計100回の横断)
調査台数:全国合計9,434台

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