【アラサーの離婚事情】どうしてこうなった!?夫に捨てられ専業主婦から夜勤バイトへ、未練タラタラ人生~その1~
Suits-woman.jp / 2020年11月8日 10時0分

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家族として共に生きていくために結婚したはずなのに、離婚という道を選んだ人たち。データによると、離婚年齢で一番多いのは30~34歳なのだそう。このタイミングで離婚をすれば再婚をしやすいということも、影響しているのかもしれません。そんなアラサーで離婚を選択した人たちを、取材してみました。
水沢真理子さん(34歳・仮名)はつい最近まで結婚をしていました。現在はコールセンターで夜勤のアルバイトをしていますが、専業主婦期間が長かったために、うまく仕事モードに切り替えられないと言います。
「社会に出て働いたのって、実に2年ぶりですよ。コールセンターの経験は長かったのですが、専業主婦をしている間にすっかり忘れてしまいました。離婚なんかしなきゃ、働かなくて済んだのに……」
話を聞いていると、どうやら働くことは好きじゃないご様子。今まで社会人経験はあるものの、仕事にやりがいを見出したことは一度もないとか。
「大学を出てすぐ、事務職に就きました。当時でも超がつくほど珍しいアナログな職場で、未だに手書きの文化がまかり通ってましたよ(笑)。会計担当とかも年配だからみ~んな手書きで、パソコンを使える人がほぼいなかったです。私もそこまでパソコンに関してはエキスパートじゃなかったのですが、若くて可愛いってだけで採用されました。言われたことだけをやってればよかったんで、ラクでしたね」
アナログな職場でしたが残業はなく、定時出勤・定時退社は当たり前だったとのこと。一番年下であった真理子さんは皆に可愛がられながら、その職場に3年ほど勤めたそうです。
「正直居心地は良かったのですが、給料が驚くほど安い。確かに出勤してもやることがあまりなかったので、給料泥棒みたいなもんでした。小さな会社だったのでのらりくらりやっていたら、業績が傾いてしまい……。社員切りが始まったので、私も逃げるようにして転職しました」
高いお給料を求めて行きついた先は、コールセンター。正社員での採用ではありませんでしたが、当時の彼女は派遣でもバイトでも、何でもよかったそうです。
「そもそも働くことが嫌いなんですよ。事務の時もそうだったけど、本当に生活するためだけに出勤してましたもん。仕事の何が面白いか分からない。だから適当にお給料が高くて、スキルもいらない仕事を探したら、コールセンターがいいかなって」
真理子さんは小柄で少しふっくらしており、年配の方から可愛がられそうな雰囲気を持っています。しかしほぼスッピンで、洋服や持ち物にも気を使っている様子はありません。鞄もよく見ると持ち手がほつれているので、あまり物欲がないタイプにも思えました。
「コールセンターを続けていたけど、働くのが嫌だったので婚活をしていました。合コンへ行ったり、お見合いパーティーへ行ったり、結婚相談所へ登録したけどけど良い出会いはなく……。お金だけが飛んでいきましたね。彼氏はできるけど結婚まで漕ぎつけられない、そんなパターンを繰り返していたんです」
そんな時、独身友達と新橋の有名ナンパスポットのコリドー街へ。そこで後に結婚する夫と出会います。
結婚相手にぴったりな男性と出会う
「長身で広告会社に勤めるエリートが私に話しかけてきたんです。さすがにこれは"詐欺だ!"と思ったのですが(笑)、私の小柄な見た目がカワイイって言ってくれて……。その日は楽しく過ごし、後日また会うことにしたんです」
元夫のスマートな体型とそこそこの顔立ちに、真理子さんは一目ぼれしてしまったとか。更には年上、広告会社勤務というスペックもハートを撃ち抜かれた理由の一つだったようです。
「当時私は29歳で、"そろそろ決めないとヤバいな"と焦っていました。そんな中4つ上の彼が現れたので、もうこれは運命だ!としか思いませんでしたね。デートに誘われて、その日にホテルへ行っちゃいました」
体の関係を持った後、彼から「付き合おう」の言葉が。嬉しくなった真理子さんはすぐにOKを出し、その日から交際がスタートします。
「広告会社で営業をしていたので、色々なご飯屋さんを知っていました。接待で使うからでしょうね。忙しいから週1回しか会えませんでしたが、その日1日はとても濃い時間を過ごせましたよ。物凄くお姫様扱いが上手で、カワイイ、カワイイっていつも言ってくれました」
忙しい合間を縫ってでもデートをしてくれる、彼の誠実さにどんどん惹かれていったそう。
「本当に優しくて、もう最高!ってなりましたね(笑)私は早い段階で結婚を考えていたので、付き合ってすぐ結婚願望がある旨を伝えました。その時彼は“まだ早いんじゃない?”と返してきましたが、私は猛アピール。もちろん彼が大好きだったのはありますが、働きたくなかったという気持ちもまぁ大きいかな……」
しかし真理子さんは結婚願望がありながら、家事がほとんどできなかったと言います。料理はせず、部屋も散らかしっぱなし。彼に結婚を渋られたことをきっかけに、やっと花嫁修業を始めたのです。
「家事能力がないのは、早い段階でバレていたので(笑)。だから料理教室へ通ったり、昼のワイドショーで特集している片付け術を実践。本もたくさん買いましたよ」
結婚へ向けて着々と準備を始めた結果、遂に念願のプロポーズが!お付き合いを始めてから、1年半後に起きた喜ばしい出来事です。指輪を貰った時は思わず涙が止まらなかったのだとか。
「もう嬉しくて嬉しくて仕方がなかったです。花嫁修業は無意味じゃなかったんだって、救われた気持ちになりました。私、料理教室だけに留まらず、裁縫や片付け塾の教室にも行ってましたからね。相変わらず派遣生活だったのでボーナスもなく……もう習い事ビンボーになりそうだった(笑)。だから彼を射止めて、ほっとしましたよ。それにこの頃は教室や教材に結構お金を使っていたので、今までに貯めた貯金も減り始めていましたし」
元夫とのデートは美味しいものをたくさん食べたという。
3つの教室に通い、教材費などで貯金を切り崩していたのだとか。愛しの彼とやっと結婚できた、そう思った矢先に悲劇が……。~その2~へ続きます。
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