えっ、これって日本だけ?意外と知らない海外と日本のシステムやルールの違い4つ
Suits-woman.jp / 2020年11月19日 18時0分

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海外へ旅行に行ったり住んだりすると、食生活や文化など、日本との違いがたくさんあって新鮮ですよね。
中には当たり前の常識だと思っていたことが、海外では違ってびっくりすることも。
今回は、ニューヨークに10年、ドイツに2年間住んでいた筆者が、意外と知られていない海外(主に欧米です)と日本の違い4つをご紹介します!
1:飲酒運転ができちゃうってホント?
日本ではお酒を一滴でも飲んだら運転してはダメなのは、常識ですよね。
デパートなどでアルコールの試飲を勧められても「車で来ているので…」とお断りするのも見慣れた光景。
ですが海外では事情が違う所も……。
例えばアメリカでは、ビール2〜3杯やワインをグラスで2〜3杯程度なら飲んでから運転してもOK。(個人差あり)
これは、アメリカ社会では、血中アルコール濃度が0.08%以内であれば刑罰に問われることはないという規定があるからです。※州によって少しの違いあり
筆者がアメリカに住んでいた頃、友人が当たり前のようにビールを数杯飲んでから運転し「いいの?!」とびっくりしたのを覚えています。
各国では、飲酒運転に関する血中濃度の数値の規定にそれぞれ違いがあり、日本は0.3mg/ml以上でアウトですが、アメリカは0.8mg/ml以上と日本よりかなり緩め。ただし飲酒運転で逮捕されたときの刑罰が厳しいので、しないに越したことはありません。
ドイツ、フランス、イタリアなどでも、0.5mg/ml以上と、日本より基準値は緩めです。
日本人は体質的に、アルコールに強い民族ではないのも規定が厳しい理由のようです。
一方で、 日本では公共の場での飲酒がOKなのに対して、アメリカでは禁止されています。※州によって違いあり
日本のようにお花見での飲酒や、コンビニの外でビールを一杯、というのはできません。
ニューヨークの街中が盛り上がるハロウィンやニューイヤーズ・イブなどでは、外にたむろしている若者が、こっそり紙袋にビール瓶などを忍ばせて、警察にバレないように飲んでいるのを見かけたものです。
2:ニューヨークでは電車が遅れがち?
電車やバスなどの公共交通機関も、それぞれの国の違いが表れやすい部分です。
日本の公共交通機関は常に時間通りで、欧米は時間通りの方が珍しい…などはよく聞きますよね。
公共交通機関のマナーに違いは多く、例えば、出発寸前で閉まりそうな電車のドアは、止めてあげるのが暗黙のルールなニューヨーク。
ドアが閉まるのを足や手で押さえて、できるだけ乗客を乗せてあげる協力をします。アメリカでは街中でもドアを次の人のために開けておく習慣があるので、そこから来ているのかも知れません。
日本でそれをやったら、絶対に白い目で見られますよね。
閉まるドアを止めていたら電車が遅れるのは当然なので、日本の公共交通機関が時刻通りなのは、そんなことも関係していそうです。
また、公共交通機関での携帯電話での通話も、日本とは事情が異なります。
世界的に見ると、公共交通機関での通話が禁止されている国は少数派。海外ではOKなところがほとんどで「むしろなんで日本はダメなの?」「車内でおしゃべりしてる人はいるのに?」という疑問の声を聞きます。
そう言われると確かに……。
ですが、コロナ禍の今は、海外でも以前とは事情も違ってきているかも知れません。
3:アメリカにはいわゆる「ハンバーグ」はない
「ハンバーグ」はアメリカのものっぽい印象がありますが、レストランで見かけたことはありません。
パンに挟むバーガーはもちろんあり、ひき肉を固めて焼いたミートローフは少しハンバーグに近いものの、別物です。
海外から見るとハンバーグは、日本の食べ物という認識のようです。
ハンバーグに関しては諸説がありますが、ドイツにハンブルクという国があり、ハンブルク風ステーキ「hamburg steak」が由来と言われています。
4:アダルト店はあってもキャバクラはない
海外には日本人が主に経営している、駐在や出張の日本人向けのキャバクラがあったりしますが、お客様はもちろんほぼ日本人。
基本的に海外で『キャバクラ』という接待の文化がないのです。
娼館やストリップバーなど、アダルトなお店はありますが、キャバクラやホストクラブなどはありません。
海外の男性は「女の子と話すためにお金を払うの?」「話すだけで何万円も取られるの!?」と思うようで、日本独自の文化と言えるようです。
実際に恋愛関係や肉体関係にならなくても、想像したり疑似恋愛感を楽しむ、ある意味、高度な遊びの文化かも知れませんね。
コロナ禍でなかなか海外にも行けない日々が続いており、旅行欲が高まっている方も多いようです。
異文化のギャップは、戸惑いも感じますが興味深いですよね。
また気軽に海外に行き、色々な発見を楽しめる日が早く来ますように!
取材・文/まなたろう
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