サンタクロースはコカ・コーラ社の「ステマ」によって確立されたのは本当か?

秒刊SUNDAY / 2013年11月22日 10時23分

三太

サンタクロースといえば赤い服を着た白髭のおじいさんというイメージが最も一般的ではございますが、実はこれコカ・コーラ社が販促用に利用したサンタクロースのイメージでそれが一般的に普及したという俗説・都市伝説があることは有名です。言ってしまえば現代のステルスマーケティングのような戦略で知らず知らずのうちに「サンタ=赤」という印象が刷り込まれていったわけですが果たしてこれは本当なのでしょうか。
―答えがコカ・コーラ社のホームページにある



サンタクロース=赤色という元ネタはなんと「コカ・コーラ社」のホームページに記載があります。それによると「当時コカ・コーラ社の広告アートを担当していたハッドン・サンドブロムに依頼して制作した広告によって、赤い服を着た、白髭で陽気な微笑を浮かべたサンタクロースが描かれました。」と記載されており、サンタクロースの色がコカ・コーラ社のイメージカラーである「赤」「白」を利用したことであることが明記されている。


―初出は1931年

初めて利用されたのは1931年のことで日本は「昭和6年」なんと、戦前からすでにコカ・コーラのクリスマスキャンペーンが行われていたことになります。今からおよそ82年まえのことなのです。

1931年、コカ・コーラ社のクリスマスキャンペーンのために、画家ハッドン・サンドブロムが描いたサンタクロースは、赤い服に白いあごひげをたくわえ、見るからに陽気で楽しいサンタロース。 その人間味あふれる表情やしぐさは、たちまち人びとの心をとらえました。

引用:サンタクロースとコカ・コーラより
http://j.cocacola.co.jp/history/story/santa.html


―コカ・コーラがサンタを生み出したというのは間違い

ではコカ・コーラ社がサンタクロースを生み出したのかと考える方もいるかと思いますがそれは間違いです。上記記述にあるようにあくまで、元ネタであるサンタクロースに「色塗り」をしたのがコカ・コーラ社であり元ネタとしては「聖ニコラス」という架空の人物が「クレメント・クラーク・ムーア」と呼ばれる人物の詩よって創造されたのが発祥だといわれております。

その後、トーマス・ナストが想像力をはたらかせ描かれた「聖ニコラス」が我々の良く知る白髭のおじいさんなのです。

また「聖ニコラス」→「セントニコラス」→「サンタクロース」とこんな感じで名前が普及していきました。


―結論


つまりコカ・コーラ社はサンタクロースを自社のキャラクターとして販促用に利用し、その影響でサンタクロースのカラースキームが「赤」「白」というイメージが定着していったということのようです。

ステマと思われがちですが、当時組織ぐるみで大量の人間を工作員として利用し、知らず知らずのうちに消費者に刷り込んでいたのかどうかは知る術はないので明確にはわかりません。

しかし「広告活動」=「ステマ」と理解されがちな現代にあてはめると「ステマ」といわれても致し方ないのかもしれません。

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