納豆が冷凍コーナーに!マレーシアの日本食スーパーで感じたカルチャーショック4つ【マレーシア】

TABIZINE / 2019年9月30日 16時0分

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海外にある日本食スーパーは、日本にあるスーパーマーケットと事情が違っている場合も少なくありません。そこで今回はマレーシアの首都クアラルンプールの高級住宅街にある日本食スーパーで見つけた、驚きのカルチャーショックを紹介します。
クアラルンプールの高級住宅街にある日本食スーパーで見つけたカルチャーショック
[caption id="attachment_289541" align="aligncenter" width="540"] 日本人が多く暮らすクアラルンプールのモントキアラ 日本人が多く暮らすクアラルンプールのモントキアラ[/caption]

旅行に出かけた先の海外で、日本人に出会うと少しうれしい気持ちになりますよね。同じように現地滞在の日本人が利用する日本食スーパーに行って、なじみ深い食材を目にしたときも、どこかほっとする感覚があります。

ただ、海外にある日本食スーパーは、時に日本人から見るとびっくりしてしまう瞬間もあります。そこで今回はマレーシアの首都クアラルンプールの高級住宅街にある日本食スーパーで見つけた、驚きの特徴を紹介したいと思います。
「いらっしゃいませ」とマレーシア人スタッフが言ってくれる
[caption id="attachment_289542" align="aligncenter" width="540"] モントキアラにある日本食のスーパーマーケット モントキアラにある日本食のスーパーマーケット[/caption]

マレーシアの首都クアラルンプールには、中華街のように分かりやすい場所ではありませんが、日本人の駐在員などが好んで暮らす高級エリアがあります。場所はモントキアラという高級住宅街で、その一角にある日本食スーパーに入ると、不意に「いらっしゃいませ」と言われました。

「日本人かな?」と思って振り返ると、マレー系といった感じの店員さんです。「日本語を話せるのですか?」と聞くと、「No!」と笑顔で否定されました。聞けばスタッフ教育で「いらっしゃいませ」と言うように求められているみたいですね。思えば、クアラルンプールにあるラーメン屋『一風堂』でも、「いらっしゃいませ」と言われました。

日本にあるイタリアレストランに入店したら、日本人のスタッフから「ボンジョルノ!」と言われるような状況です。同じ日本人同士だとちょっと恥ずかしいかもしれませんが、異国の地で異国の人から「いらっしゃいませ」と言われると、なんだか不思議とうれしくなりました。
お米が冷蔵ショーケースに陳列されている


日本にあるスーパーマーケットを想像してみてください。お米はどこに陳列されていますか? 常温管理の陳列棚か、レジ周辺に平積みされていますよね? 自宅でも米袋や米びつに入れたまま、キッチンの片隅に常温で保管しておく人が多いと思います。

しかし、マレーシアの日本食スーパーでは、冷蔵ショーケースに陳列されていました。理由を聞くと虫が発生するからとの話。ほぼ赤道直下(現実には北緯4℃ほど)のマレーシアは、1年を通して高温多湿です。日本以上にお米に虫が発生しやすいのかもしれませんね。

また、日本にあるスーパーマーケットと違って、ジャポニカ米の売れ方が鈍いとも考えられます。その意味で冷蔵して販売する方が、適しているとも考えられそうです。

ただ、冷蔵ショーケースにはスペースに限りがありますので、30kgなど大きな米袋は陳列できません。そのせいか3kg、5kgなど、比較的少量パックのお米がラインアップの中心になっていました。
納豆が冷凍ショーケースに陳列されている


お米だけでなく納豆に関しては、なんと冷凍ショーケースに陳列されていました。確かに納豆の賞味期限は冷蔵保存で1週間ほどと短いです。日本からマレーシアに空輸しても、お店に並ぶころには期限が数日しか残っていないといった状況も考えられます。日本の盛岡市や水戸市であれば別かもしれませんが、マレーシアで販売するとなると、大量の売れ残りが出てしまうとも考えられます。

「でも、納豆を冷凍保存したら、納豆菌はどうなるの?」

と疑問に感じる人もいるはず。しかし、
<納豆菌は自分が生きていけない環境になりますと、胞子の状態、いわば冬眠状態に入りますので、冷凍しても納豆菌は生き延びます>(納豆学会のホームページより引用)
との情報もありました。海外在住の日本人の中には、日本食スーパーで販売されている冷凍納豆を使って、異国の地で自己流の納豆づくりに挑戦する人も存在すると聞きます。その意味では冷凍に関しては「全く問題なし」と考えられそうですね。
日本酒の『獺祭』(だっさい)が売っている


日本でも日本酒がかなりの勢いで見直されています。近年の吟醸酒、大吟醸酒の香りはとてもフルーティーで、おいしいですよね。

中でも山口県岩国市の旭酒造が醸造する『獺祭』は、
<酔うため 売るための酒ではなく 味わう酒を求めて>(旭酒造の公式ホームページより引用)
という哲学の下で販売されているお酒で、元米国大統領のオバマさんなど各国の首脳に、安倍晋三首相が手土産として持たせる清酒としても知られています。

最近でこそ落ち着きを見せていますが、一時期は入手困難なお酒の代表格でした。その獺祭がマレーシアの日本食スーパーで普通に販売されているのですね。マレーシア在住で日本酒を日常的に飲む日本人には、うれしいラインアップだと感じました。

 

以上、マレーシアの首都クアラルンプールにある日本食スーパーで驚いたカルチャーショックを紹介しました。海外に訪れたら日本食スーパーを探して、文化やスタイルの違いを探してみると、毎回のように興味深い発見があります。ぜひとも試してみてくださいね。

 

 

Japan Grocer
住所: LG5-3A, Lower Ground Floor 5, Arcoris Mont Kiara, Jalan Kiara, Mont Kiara, 50480 Kuala Lumpur, Kuala Lumpur
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All photos by Masayoshi Sakamoto(坂本正敬)

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