今行ける海外はどこ?人気10エリアの入国条件まとめ
TABIZINE / 2020年11月28日 17時0分
最近、少しずつ東南アジアや韓国、中国など、ビジネスや長期滞在者の渡航が可能になってきています。現時点では、帰国後、2週間の隔離が必要なので、まだ気軽に旅行に行けるわけではありませんが、状況は少しずつ変化しているようです。では、実際に行こうとすれば、どの国に行けるのでしょうか。人気の旅行先エリア10カ所の現時点での情報をまとめてお届けします!
ハワイ
先日、日本からハワイへの入国制限が一部緩和されました。ハワイから日本への入国では、新型コロナウイルスの検査と、2週間の自宅待機が求められていますが、ハワイ側の受け入れでは、州の基準を満たした事前の検査で陰性が確認されれば、2週間の隔離条件がはずされ、ハワイに到着した直後から外出が可能になりました。
グアム
グアム政府指定施設での2週間の隔離が必要です。ただし、隔離6日目に任意で検査を受検し陰性だった場合は、隔離期間の2週間が終わるの残りの日数を、自宅または自身が予約したホテルで過ごすことができます。違反者には、1,000米ドル以下の罰金、もしくは1年以下の禁固のいずれか、または両方が科せられます。
韓国
入国後3日以内のPCR検査と、2週間の自宅または施設隔離を義務づけています。さらに、健康状態を確認する質問書と、特別検疫申告書の作成、入国場検疫での発熱チェックが必要です。また、行動追跡ができるように、韓国での滞在先の住所と連絡先(携帯電話)の提出、自己診断アプリのインストールも求められます。
11月13日から、改正感染症予防法に基づき、マスク着用命令の違反者に対し、10万ウォン(約9,200円)の罰金が科せられるようになりました。
台湾
3月19日から、外国人の観光目的での入境は、友人訪問も含めて一律禁止されています。ビジネス等の場合は、出発前3日以内にPCR検査を行って陰性証明を取得することを条件に、渡航が認められています。ただし、入境後2週間は自宅・指定ホテル等での待機が求められます。なお、2020年12月1日から2021年2月28日までの間は、例外なく搭乗前3営業日以内に検査したPCR検査陰性証明を得なければ、訪台便に搭乗することができません。
タイ
出国前72時間以内に取得した陰性証明書の提示、入国時のPCR検査、政府指定施設での2週間の自主隔離を条件に渡航が可能です。
フィリピン
(C) Phuong D. Nguyen / Shutterstock.com
有効なビザを保有している必要があり、入国時にPCR検査を受けることが条件です。加えて、入国から2週間は、検疫所に指定された検疫施設にて、隔離期間を過ごすことが求められています。
シンガポール
長期ビザを持たない短期滞在者の入国を禁止するとしています。長期ビザ保持者など、シンガポール政府の承認を得て日本からシンガポールに渡航する者は、出国前72時間以内にPCR検査受検が必要です。
中国
現地外事弁公室の招待状の事前取得などの条件付きで、東京・名古屋の中国査証申請サービスセンターおよび、大阪の中国査証申請センターにて、ビザ発給を行うとしています。
アメリカ(ニューヨーク州)
9月28日から、「渡航健康情報」がレベル3(日本を含む)とレベル2エリアからニューヨーク州へ移動する者に対しては、到着後2週間の自主隔離と、利用便・滞在先などの情報を記したフォームの記入が義務化されています。
ただし、到着の72時間前以内にPCR検査を受検して陰性が確認され、かつ到着後3日間自主隔離を行い、4日目に再度受検して陰性が確認された場合は、自主隔離を終了することができます。違反者には2,000ドルの罰金が科せられます。
オーストラリア
オーストラリアの国民と永住者、およびその直近の家族、同国在住のニュージーランド人並びにニュージーランドからの渡航者を除き、全ての者の入国が禁止されています。空港を出ることのない乗り継ぎは可能です。
今回の情報は、外務省が公式に発表している情報(2020年11月28日現在)を中心にまとめています。新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は刻一刻と変化していますので、内容の変更がある可能性もあります。渡航を検討する際は、各国大使館等のサイトを参照し、最新の情報を十分に確認するようにしてください。
外務省海外安全ホームページ
[All photos by Shutterstock.com]
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