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【日本人が知らない神社の秘密1】「〇〇神宮」「〇〇大社」「〇〇神社」は何が違う?

TABIZINE / 2021年9月1日 8時0分

tabizine.jp

全国にある神社の数は8万社以上で、コンビニの数より多いといわれています。そんな身近な存在でありながら、意外と神社については知らないことが多いのではないでしょうか?そこで、『日本人が知らない神社の秘密』(火田博文・著/彩図社)から、お参りがもっと楽しくなる神社にまつわるお話を抜粋して紹介します。今回は神社の種類について。
東京・明治神宮
明治神宮
神社には種類がある
愛知県名古屋市熱田神宮
熱田神宮 (C) AMMLERY / Shutterstock.com

神社の名前にもいくつか種類がある。○○神宮、○○大社、○○神社……。これらは各神社につけられる称号で「社格」という。

○○神宮とは、天皇や皇室の祖先である神を祀っているものの中でも、歴史が古く限られた神社にだけ許された社格だ。熱田神宮、石上神宮、平安神宮や明治神宮など、まさに別格といった風格の神社が並ぶ。

香椎宮や天満宮、東照宮などの○○宮は、神宮に次ぐ社格とされる。こちらは皇族を祀っているもの。
島根県出雲市出雲大社
出雲大社

○○大社は、地域の信仰を支える大きな神社につけられることが多い。明治時代から終戦までは、大社を名乗っていたのは出雲大社だけだったが、戦後になって一部の神社が社格を変更している。

そして最も多い社格はシンプルに「○○神社」である。地名やご祭神の名を冠していることが多い。

このほか社格とは違うが、「明神」「大明神」「権現」などと呼ばれて地域に愛されている神社も多い。
「神宮」と呼ばれる特別な神社
三重県伊勢市伊勢神宮
伊勢神宮 (C) cowardlion / Shutterstock.com

さて、こうした社格を飛び越えて、単に「神宮」とだけ呼び表される特別な神社がある。伊勢神宮だ。皇室の祖先といわれる天照大御神を祀り、ほかの神社よりもはるかに特別な存在といわれる伊勢神宮こそが、神の宮なのである。わかりやすく地名をつけて伊勢神宮と呼んでいるだけで、神宮が正式名称なのである。『日本書紀』によれば2000年以上もの歴史があるといわれる「お伊勢さん」は、日本人なら一度 は参拝したいものだ。

【出典】
『日本人が知らない神社の秘密』(火田博文・著/彩図社)

[All photos by Shutterstock.com]

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