新大河“直虎”が孕む「視聴率とカネの大不安」

日刊大衆 / 2017年2月18日 11時0分

新大河“直虎”が孕む「視聴率とカネの大不安」

 最終回を終えてなお、冷めやらぬNHK大河『真田丸』の熱気。全50話の平均視聴率は、地上波放送で約16.6%、BS放送で5%弱と、多くの人を夢中にさせたのだから、それも当然のこと。さらに、ドラマの舞台である長野県上田市には多くの観光客が訪れ、日本銀行の発表では、最初の半年だけで、しかも長野県だけで、経済効果が200億円という試算だ。

 中でも、多くの人が押し寄せたのが、上田城内に設けられた「信州上田真田丸大河ドラマ館」。真田丸の撮影で使用した衣装や、小道具などを展示するこの施設は、入場料が大人600円にもかかわらず、12月上旬で入場者数94万人を突破した。

「これまでも各地に設けられてきた大河ドラマ館ですが、2008年『篤姫』の際の入場者数84万人を超えて過去最高。大河ドラマを誘致したいという自治体は、さらに増えているようです」(テレビ誌記者)

 そうなると期待するのが、2017年の『おんな城主直虎』なのだが、その前途はどうなのだろうか。「大河ドラマには、“女性主人公ものはヒットしない”というジンクスがあるんです。しかも今回は、井伊直虎という知名度が格段に低い人物が主人公ということで、条件が重なる、井上真央が主演を務めた15年の『花燃ゆ』の再来になるのではと危惧されています」(前同)

『花燃ゆ』は、平均視聴率が大河史上歴代最低を記録したばかりか、山口県防府市に設置された大河ドラマ館の入場者数が1年間で5万人強と悲惨すぎる結果に終わったのである。「直虎」でも大河館は設置されるのだが……。

「ドラマの舞台である、龍潭寺や井伊谷城がある浜松市の井伊谷地区ではなく、市内の別の場所に設置されるんです。あるパンフレットには“直虎ゆかりの地の龍潭寺まで徒歩40分”と書かれているんですが、それで観光客を誘致できると思っているんでしょうか?」(全国紙文化記者)

 そのうえ、放送を直前にした12月14日、井伊家の史料を収集する井伊美術館は、「直虎は実際は男だった」とする資料を確認したと発表。ドラマの世界観が根底から揺るがされたのだ。「まだ確定とは言い切れませんが、直虎自体が資料に乏しい人物で、今後もこのようなことは起こりうるでしょうから、NHKにとっては痛い部分です」(前同)

 さらに今回の大河は、「真田丸の長澤まさみや松岡茉優、吉田羊のようなキレイどころが少ない」(広告代理店社員)という声もあり寂しいかぎり。新大河はどうなっていくのか!?



ヴィーナス2017年02月01日号

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