長嶋茂雄「脳梗塞再発」と「一茂との和解」深層

日刊大衆 / 2019年5月21日 6時0分

画像はイメージです

 38試合を消化した時点で“貯金5”。V奪還の重責を担う原辰徳監督も、ひと安心といったところだろう。

「“助っ人”外国人が期待通りの活躍をせずファーム落ち。中継ぎ陣も不調ですが、“巨大戦力”がものを言っていますね。6月4日から始まるセ・パ交流戦を無難に乗り切れれば、首位を独走するかもしれません」(スポーツ紙記者)

 豊富な戦力に加えて原監督の采配も冴えを見せており、巨人戦を自宅でテレビ観戦している長嶋茂雄終身名誉監督も、目を細めているようだ。近い人物が言う。

「ミスターは“原の采配は凄味を増した。思い切った采配も目立つけど、これはチームを変えるという意思表示だろう”と言っています。早く球場で観戦したいでしょうね」

 長嶋氏が東京ドームを訪れ、巨人戦を観戦したのは4月2日のこと。バルコニー席から手を振る姿が球場のビジョンに映し出されると、ファンは沸いた。

「開幕前、球団関係者は“視察は早くて5月。6月にずれ込む可能性もある”とオフレコで話していました。それが前倒しされて、4月2日に元気な姿を見せてくれましたが、2回途中で帰ってしまいました。その後、球場で大型ビジョンに映し出されたミスターの姿は録画したVTR。最後まで球場にいたと勘違いするファンもいました」(番記者)

 実は、この日、長嶋氏がドームを訪れたのは別の理由だった。

「ナベツネさん(渡邉恒雄読売新聞主筆)に挨拶するのが目的だったんですが、“せっかくなので、ファンにバルコニーから元気な姿を見せてほしい”という巨人の山口(壽一)オーナーの要請で、ああなったわけです。すぐに帰宅するのは、予定通りだったはずです」(球界関係者)

「長時間の外出は控えるように」とする医師の指導もあったという。

「ご存じのように、昨年、ミスターは長期入院を経験しています。胆石の治療ということでしたが、石はきれいに溶けてしまった。これは数万人に一人の“奇跡”だそうですが、筋力の低下はひどく、一時は車椅子が手放せなくなってしまいました。年末に退院してからは、衰えた体力を回復するため自宅でリハビリに励んでいますが、医師からは“外出は1時間程度”と制限されているようですね」(前出の番記者)

 さらに、「外出制限は長期入院による体力の衰えよりも、2004年3月に発症した脳梗塞の再発を恐れてのこと」(前同)だという。

「脳梗塞は再発リスクが高い病気で、“10年以内に約半数の患者が再発する”という統計データもあります。長嶋さんは発症から15年が経過していますが、83歳と高齢なこともあり、慎重に経過観察していかなければならないはずです」(都内脳外科クリニックの医師)

■ミスターは現在リハビリ中

 現在、都内の自宅で理学療法士を招いてリハビリに励んでいる長嶋氏。同じく都内にはマンションも所有しているが、「こちらはバリアフリー対応」(前出の関係者)だという。

「退院後、ミスターが快適な目黒のマンションではなく、段差の多い田園調布の自宅に暮らしているのは、“不便なほうがリハビリによい”と、ミスターが言ったからです。住み込みで身の回りの世話をするIさん夫妻、球団職員Tさんも、長嶋氏の不屈の気力に驚い
ています」(前同)

 ただ、「体力の衰えで、リハビリできる時間は減った」(同)という。

「医師も球団も、長嶋氏に無理をさせない方針です。今後はリハビリの進捗や体調を観察しながら、徐々に公の場に登場する機会を増やしていくはずです」(同)

 長嶋氏の最近の楽しみは、テレビで息子・一茂氏の活躍を眺めることだという。しかし2人は“絶縁状態”にあったはずだが……。

「株投資などに失敗した一茂が、その補てんにミスターの私物を収集家に売却するなどしていたことが発覚したんです。ミスターというより、次女の三奈ちゃんが激怒し、一茂を追い出したというのが本当。いくつかある長嶋家関連の会社も、今は三奈ちゃんが管理していますからね」(前同)

 一茂氏のタレント転身を応援したのは、母の亜希子夫人(故人)だったという。

「ミスターはコネを使って一茂に便宜を図るのを嫌っていました。一茂をヤクルトから巨人に移籍させたのも亜希子さん。彼女はミスターに、“一茂を取らなかったら、あなたのご飯は一生作りません”と言って迫ったとか。タレント転身する際も、“我関せず”のミスターをよそに、芸能界の大物に頭を下げ、一茂に道を作ってあげたんです」(同)

 いまやテレビ界で一、二を争う視聴率男の一茂氏。スターはスターを知る、ということか「オヤジの気持ちがやっと分かった」と漏らしているという。

「ミスターは一茂が“世間に認められてよかった”と相好を崩しています」(同)長嶋父子の“電撃和解”も近そうだ。

 現在発売中の『週刊大衆』6月3日号では、このほかにも、大相撲の二大新星・貴景勝と炎鵬のスペシャルインタビューを掲載している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング