巨人・原監督追い出しクーデター! 松井秀喜が高橋由伸と誓った「鋼の密約」

日刊大衆 / 2019年8月25日 6時0分

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 7月半ばに10ゲーム差をつけていたDeNAに、わずか半月で0・5ゲーム差に詰め寄られた巨人。「打線がつながらず、中継ぎ陣もピリッとしなかった。後半戦序盤の巨人には、つけ入る隙は十分にあった。ただ、巨人を猛追しなければならないDeNAと広島も足踏みしたため、息を吹き返してしまった」(セ・リーグのスコアラー)

 5年ぶりのV奪還を目指す巨人は、8月22日現在、2位に6・5ゲーム差をつけて独走状態。一方、ペナント3連覇中の広島は、自力Vが消滅している。ペナントVを指呼の間に収めた原辰徳監督。頭の中では早くも、CSと日本シリーズを勝ち抜く構想を練っているのかと思いきや、さにあらずだという。

「原監督は“まだ、ひと波乱あるかもしれない”と、警戒しています。夏場になって4番の岡本和真が復調し、長らくファーム暮らしだったゲレーロも当たり出しましたが、打線はFAで獲得した丸佳浩と、今季絶好調の坂本勇人頼みなのは相変わらずです。リリーフ陣の防御率も依然としてセ・リーグワーストですからね。日替わりで調子のよい若手を起用し、なんとかやりくりしているのが実情ですよ」(スポーツ紙巨人担当記者)

 確かに、今季の巨人は若手の台頭が目立つ。野手では若林晃弘(25)、大城卓三(26)、山本泰寛(25)、投手では中川皓太(25)、桜井俊貴(25)らが、結果を残している。主砲の岡本も23歳の若さだ。

「こうした選手たちは、高橋由伸監督時代に力をつけてきた面々です。原監督は15年シーズン終了後に勇退しましたが、本当は監督を続けるつもりだったといいます。ところが、週刊誌で“愛人1億円恐喝事件”が報じられたため、コンプライアンスを重視した球団によってクビにされたんです」(球界関係者)

 本当は勇退したくなかった原監督。その理由はチーム力の衰えにあった。「15年シーズンを率いた原監督は、ペナント中、戦力の衰えを痛感していたんです。それで、“このままのチーム状態で後任に託すと、後任が苦労することになる”と、続投を希望していたわけです」(前同) その願いはかなわず。原続投の線が消えた瞬間、球団は、すぐさま“ポスト原”に動き高橋由伸氏を本社に呼び出した。

「ちょうどその頃、由伸は仲がよかったチームメイトの井端弘和と、オフの自主トレの場所選びをしていたといいます。つまり、引退して監督をやる気なんてサラサラなかったわけです。それが、いきなり“どうしても監督をやってほしい”と言われたわけですから、面食らったでしょう。球団は由伸に、“3日間、考えてくれ”と、言い放ったそうです」(スポーツ紙デスク)

 現役に未練はあったが、球団の頼みを断れなかった由伸氏。就任後は、前任の原監督が危惧していた通り、チーム力の低下に苦労することになる。「自主トレを約束していた井端も由伸の要望で現役を引退、コーチに就任していましたが、事実上の参謀として由伸が信頼していたのは、井端でしたね」(前同)

■球団の手のひら返しに原は?

 かくして、由伸巨人が誕生したが、3年間で2位、4位、3位と優勝することはできなかった。

「“由伸じゃ勝てない”と判断した球団は、結局、手のひら返しをして原さんを呼び戻します。原さんが全権監督のポストを要求できたのは、球団側に負い目があったからでしょう。実は原さんは当初、由伸にヘッドコーチを打診しています。由伸はこの申し出を断っていますが、今季、原さんがヘッドコーチを置かないのは、“自分が勝てるチームに立て直して、由伸にバトンを返す”つもりだからですよ」(同)

 “原→由伸→原”とつないだ巨人の監督リレーは、原監督の構想の中では、再び由伸氏に返すのが既定路線だという。「実際、原さんは近しい人に、“後任監督は僕が推薦することになっているから”と言っているようです」(同)

 しかし、この構想に待ったをかける動きがあるというのだ。結論から言うなら、原監督の3年契約が満了する2022年のシーズンは、「松井秀喜監督」が誕生する可能性が高いという。

 これまで、球団の監督就任要請を何度も断ってきた松井氏。一部には「日本に戻ってくるつもりはない」という観測も流れているが、「今回は本当に監督を引き受ける」(日本テレビ関係者)というのだ。話は15年の原監督の勇退時に戻る。

「急遽、原さんの後釜を決めなければならなくなった球団は、極秘に幹部をニューヨークへ派遣し、松井と面談しているんです。その場で松井に監督就任を要請しましたが、返事はノー。そこで球団幹部は、“もし君が断るなら、後輩の由伸が飛び越して監督になる”と告げたといいます。それでも松井は、“由伸ならいい監督になりますよ〟と飄々としていたとか。業を煮やした幹部が、“君ね、分かっていると思うけど、時計の針は巻き戻せないんだよ”と後悔しないか念を押しても、松井は“由伸が適任”の一点張り。幹部は“収穫ゼロ”で、とんぼ返りで帰国したといいます」(前同)

■松井と高橋の絆

 しかし、松井氏には自責の念も残ったという。「松井は、自分が監督を断ったために、由伸に野球人生をまっとうさせてあげられなかったことを、申し訳なく思っているわけです。
由伸の監督就任が発表されると、すぐ電話をかけ、“おまえのためなら、なんでもするから”と言ったといいますからね」(同)

 実際、由伸巨人が発足すると、松井氏はキャンプでの臨時コーチを買って出て、若手選手を熱心に指導している。「現役時代から、由伸と松井の関係は良好でした。3番、4番を打つライバル関係にありましたが、気さくな間柄だったんです。松井がヤンキースに移籍する際に選手会長を由伸に引き継いだんですが、松井からは何の説明もなく、電話で“よろしくね〜”と、ひと言あっただけ。由伸は“あの人らしいね”と苦笑していましたよ。要は“ツーカー”なんですよ」(同)

 以来、別々のチームに離れても、2人の絆は深まっていった。一方、松井氏と原監督の関係は、あまりよくはないという。「松井がFA宣言してメジャー挑戦を表明した際、監督だった原さんは、球団から引き留め工作を要請されました。しかし、説得は失敗。そのとき、原さんは“広岡(勲)が知恵をつけているので説得が難しかった”と、球団に言い訳したようなんです。広岡はスポーツ報知の巨人番記者でしたが、原さんの言い訳がもとで事業部に異動させられています」(前出のデスク)

 これを気の毒に思った松井氏は、広岡氏をアメリカに連れて行き、自身の広報としている。「松井はこのときの恨みがあるから、原さんと折り合いが悪いんですよ」(前同)

 ここら辺の事情から、原監督が後任に松井を指名するとは考えにくい。「原さんの気持ちは、後任は由伸。ただ、由伸の本心は“自分は、監督に向いていない”なんだとか。原さんが由伸を指名しても、今度は引き受けるかどうか分かりませんよ」(同)

 この続きは、8月26日発売の『週刊大衆』で。

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