義足のジャンパー・5度目出場の中西麻耶は7位、悲願の表彰台には届かず 髙桑早生が5位【パリパラリンピック】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月31日 20時26分
■パリパラリンピック 陸上女子走幅跳T64(運動機能・義足)決勝(日本時間31日、スタッド・ド・フランス)
義足クラスの女子走幅跳決勝で、パラリンピック5大会連続出場の中西麻耶(39、鶴学園クラブ)が4m91の7位入賞。髙桑早生(32、NTT東日本)が最終6回目で5m04をマークし5位に入った。
2016年リオ大会の4位が最高成績だった中西。1回目に4m91をマークしたが、2回目・3回目はファール。4回目は4m77と記録を伸ばせず、5回目・6回目ともに惜しくもファールで、今大会は7位でフィニッシュした。
高校時代はソフトテニスで国体出場を目指していた中西。2006年、21歳の時に仕事中の事故で右足の膝から下を切断した。翌年からパラ陸上を始め、パラリンピックには08年北京大会パリまで5大会連続出場で16年リオの4位が最高位。19年世界パラ陸上では金メダルを獲得し、翌年には5m70を跳びアジア新記録を樹立した。今年5月の世界パラ陸上でも銅メダルを獲得、パリを自らの集大成と位置づけて臨んだ。
※写真は中西麻耶選手
■中西麻耶(なかにし・まや)
1985年6月3日、大分県由布市出身。
勤務中の事故で右足膝下を切断。退院後にパラ陸上を知り、義足のスプリンターへと転向。すぐに頭角を現し、2007年10月に100m、200mで当時の日本記録を樹立。事故からわずか2年で北京パラリンピックへ出場した。翌年から走幅跳にも挑戦し、12年のロンドン大会では100m、200m、走幅跳びの3種目に出場。16年リオ大会では100mと走幅跳に出場し、走幅跳で4位入賞を果たした。21年東京大会では走幅跳に専念、6位入賞となった。
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