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23河川が氾濫、仮設住宅9つの団地で床上浸水…記録的豪雨の石川・能登 6人死亡6人行方・安否不明

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月23日 11時47分

TBS NEWS DIG

能登半島地震の被災地・石川県を襲った記録的な豪雨により、石川県内では23の河川が氾濫しました。人的被害はこれまでに6人が死亡し、6人の安否や行方が分からなくなっています。

降り始めから、きょう午前10時までの雨量が輪島市では500ミリを超え、珠洲市でも400ミリ近くとなり、9月の平年値の2倍以上となっています。

輪島市や珠洲市では、元日の能登半島地震で住宅を失った人が住む仮設住宅でも9つの団地で床上浸水の被害が出ました。

能登地方は山間部が多く、輪島市では仮設住宅のおよそ6割が洪水浸水想定区域に指定されています。

輪島市町野町では土砂に埋もれた住宅に住民が残されていないか、警察などが安否確認の作業を進めていました。

記者
「輪島市東部にある町野町です。こちらは国道249号につながる県道なんですが、土砂崩れの影響で大量の土砂が流れ込み、全く通れない状況です」

能登地方では、土砂崩れによって国道と県道あわせて48か所で通行止めとなっていて、輪島市と珠洲市、能登町で115の集落が孤立しています。

また、電波状態が非常に悪い地域もあり、連絡のつかない住民もいるとみて、警察と消防が引き続き捜索を行っています。

各地で断水も続いています。輪島市では、およそ6割にあたる6200戸、珠洲市で1738戸が断水しているほか、能登町でも一部の仮設住宅で水道の使用が出来なくなっていて、元日の地震に追い打ちをかける今回の水害の復旧作業は長期化が懸念されます。

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