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10円以下の駄菓子が消える…「うまい棒」12円→15円へ 駄菓子のアタリも減少? 値上げの波は小学生にも【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月25日 20時29分

TBS NEWS DIG

24日、駄菓子の定番「うまい棒」が15円に値上げされることが発表されました。物価上昇の波は駄菓子屋にまで。いまや10円以下で買える駄菓子がないようです。

うまい棒 1本12円→15円へ 駄菓子のアタリも減少に

熊崎風斗キャスター:
菓子販売のやおきんは大人気スナック菓子「うまい棒(全15種)」の価格を10月1日出荷分から税抜き12円から15円に値上げするということです。

うまい棒は1979年に10円で発売し、以降42年間、10円という価格を維持していました。しかし、2022年に12円に引き上げ、今回、原材料費や人件費などの高騰によって2度目の値上げになります。

駄菓子の値上げは「うまい棒」だけではありません。駄菓子店「石川商店」の石川活叶さんによりますと、コロナ前(5年前)、300円で買えた駄菓子12点は今だと425円。現在300円で買うことができる駄菓子は8点ほどになってしまったそうです。

店主の石川さんは「(これまで)企業努力で値上げしていなかったが、だんだん上がってきた。10円で買える駄菓子は無くなってしまった」といいます。

さらに、きなこ棒(希望小売価格1本12円)のアタリの数も減ってきているそうです。1箱に対してアタリは2013年までは15本(約3割)、2019年までは10本(約2割)、2020年以降は5本(約1割)に減ってきているということです。

販売している鈴ノ屋の担当者「楽しんでもらうために“アタリ”を多くしていたが…多すぎた。当たりすぎて通称“連続”と呼ばれている」としています。

ホラン千秋キャスター:
子どものころ、きなこ棒を買うたびにアタリが出ていたので、自分には特殊能力があるのかなと思っていました。大人になってから全然アタリが出なくなったのは、(アタリの)数が減っていたということなのですね。

井上貴博キャスター:
うまい棒も長い間、値上げをしてこなかったという企業努力は素晴らしいことですし、応援したくなります。

小学生のおこづかい金額は? 値上げの波は小学生にも

熊崎キャスター:
駄菓子が値上げすると困るのは子どもたちです。子どもたちはおこづかいをどのようにやりくりしているのでしょうか。

【子どものおこづかいはいくら?】
小学1~2年生 平均966円
小学3~4年生 平均1121円
小学5~6年生 平均1653円

【小学生 おこづかい何に使う?】
お菓子、ジュース、飲食:33.5%
本、漫画、雑誌:18.8%
おもちゃ、ゲーム機、ゲームソフト:16.3%
など

【もらい方は?】
月額制:38.7%
必要な際に都度:33.9%
報酬制:23.1%
その他:4.3%
※ママソレ 2023年調査 お小遣いの平均はいくら? 小学生・中学生・高校生のパパママにアンケート!より

私の子どもはまだ幼稚園なので おこづかいの概念がなく、何でも買ってもらえると思っているので、そろそろ社会の現実を知るためにもおこづかい制を導入しようと思います。

ホランキャスター:
小さな社会の中で何が買えるかなと頭を悩ませているので、たった数円の値上げでも、子どもたちにとっては大変なことですよね。

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