リアルとデジタルを自由に行き来? 凸版印刷が提案する「IoA Work™」とは
Techable / 2021年2月23日 12時0分
世界中のどこにいても仕事ができるようになった時代。凸版印刷株式会社は、さらに次の時代を見据えたソリューションを打ち出した。同社は、バーチャルとリアルを融合した新しい働き方を支援するサービス「IoA Work™(ワーク)」の試験提供を行っている。
リアルとデジタルを行き来する働き方「IoA Work™」は、凸版印刷が持つ「IoA仮想テレポーテーション」技術を用いることで、ユーザーがリアル空間とデジタル空間を自由に選択し、新しいリモートワークの環境を提供するサービスだ。
新型コロナウィルス感染の拡大防止のため、リモートワークやステイホームが進むなか、「オフィスのない職場」が増えつつある昨今。テレワークゆえにコミュニケーション不足や、生産性の低下、Web会議が多いことから周囲への音漏れや雑音による不快感など、新たな課題が発生している。
このような課題に対して「IoA Work™」は開発された。その特徴は、リアルなオフィス空間では「分身ロボット」を遠隔操作し、一方で、デジタルのオフィス空間では「バーチャルアバター」を使用するというもの。これにより、ユーザーの抱えるさまざまな制約(時間・距離・性別・年齢)に捉われない働き方を実現する。
リアルと見紛うデジタルオフィス「IoA Work™」では、遠隔地のショールームやオフィスに設置されている分身ロボットを、5G通信でリアルタイムに接続。ユーザーが遠隔地にいても自由にリアルのオフィス空間に出入りできるため、テレワークで不足しがちな円滑なコミュニケーションのサポートが可能だ。
また、これまで凸版印刷が培ってきた技術により、オフィス空間や家具などを正確にバーチャル空間上に再現。リアルと見紛うほどのデジタルオフィス空間で、バーチャルアバター同士による円滑なリモートワーク・コミュニケーションが可能になる。
例えば、発売前の商品レビューは、リアル空間で分身ロボットを活用し実物を確認。一方で、ブレーンストーミングなどのアイデアの出し合いなどは、デジタル空間でバーチャルアバター同士で行う、などの活用が考えられるという。
今後同社は、オンラインとオフラインをシームレスにつなぐ、新しいオフィス空間の構築を支援する「IoA Work™」を幅広い業種や業界に導入し、2025年度までに関連受注含め約50億円の売上げを目指すという。2020年から突如として我々の身近になったリモートワークという働き方が、より円滑になりそうだ。
PR TIMES
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「第4回 XR・メタバース総合展 秋」に出展
PR TIMES / 2024年11月18日 16時45分
-
オープングループ株式会社およびオープン株式会社、ヒトが集まるコミュニケーション基点となる新オフィスへ移転
PR TIMES / 2024年11月11日 11時45分
-
オープングループ株式会社およびオープン株式会社、 ヒトが集まるコミュニケーション基点となる新オフィスへ移転
PR TIMES / 2024年11月11日 11時45分
-
電通総研、現実世界と見紛う程のリアル映像体験を提供する「UNVEIL」のβ版提供
マイナビニュース / 2024年10月25日 13時19分
-
電通総研、リアルタイム3DCGソリューション「UNVEIL(アンベール)」のβ版を提供開始
PR TIMES / 2024年10月25日 12時15分
ランキング
-
1昨年上回る規模の経済対策、石破色は一体どこに?【播摩卓士の経済コラム】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月23日 14時0分
-
2農協へコネ入社の元プー太郎が高知山奥「道の駅」で年商5億…地元へのふるさと納税額を600万→8億にできた訳
プレジデントオンライン / 2024年11月23日 10時15分
-
3スシロー「パペットスンスン」コラボに言及「追加販売を検討」 発売当日に一部完売したグッズも
ORICON NEWS / 2024年11月22日 17時45分
-
4【独自】所得減税、富裕層の適用制限案 「103万円の壁」引き上げで
共同通信 / 2024年11月23日 18時57分
-
5《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン / 2024年11月23日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください