IoTBASEの「Canvas」、福島県昭和村の有害鳥獣対策スマート化事業に採用
Techable / 2021年10月8日 12時0分
IoTBASE株式会社(以下、IoTBASE)が展開中の、センサーやカメラなどIoTデータを統合管理するクラウドサービス「Canvas」が、福島県昭和村の実証事業「有害鳥獣対策スマート化事業」にて採用されました。
「有害鳥獣対策スマート化事業」とは近年、昭和村にて深刻化しているイノシシやクマなど有害鳥獣による農作物への被害。対策として、大規模な電気柵の設置などが進んでいますが、定期的な電圧の測定や見回りなどの人的負担が課題として挙げられていました。
この負担を軽減するため「有害鳥獣対策スマート化事業」では、自営のLPWAネットワークを構築、遠隔で電圧を監視することにより維持管理の負担の軽減を試みます。
また、有害鳥獣の出没状況に応じて設置される箱罠などには、スマートカメラを用いて罠の稼働状況を確認、人的負担の軽減を図ります。加えて、住民からの有害鳥獣の目撃情報や被害状況をウェブ上で受付、マップへ反映することで傾向を把握し、重点的に対策を行う必要があるエリアの特定を目指します。
「Canvas」で現場状況を目の前に今回採用された「Canvas」は、これら現場のさまざまなセンサー情報を統合管理するIoTデータダッシュボードサービスです。これまで人が現場に赴いて確認していた業務を削減、業務の生産性向上をサポートします。
約40種類のセンサーデバイスと6種類の通信規格をサポートしているため、現場のニーズに応じて最適なセンサーとネットワークを組み合わせて導入することができるほか、ITに不慣れな人でもスマートフォンやタブレットで直感的に操作できるのも特徴として挙げられます。
PR TIMES
Canvas
(文・和泉ゆかり)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
クマを指定管理鳥獣に追加 捕獲や調査、国から交付金
共同通信 / 2024年4月16日 10時47分
-
市町向け有害鳥獣捕獲確認事務デジタル化サービスの全国での受付を開始
PR TIMES / 2024年4月15日 10時15分
-
オンセミ、産業、環境およびヘルスケア・アプリケーション向けの次世代電気化学センサ・ソリューションを発表
PR TIMES / 2024年4月11日 12時45分
-
ドングリ凶作で人里に出現か 農作物を食い荒らすイノシシを駆除 国頭村が772頭を買い取り過去最多に
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月6日 8時5分
-
中山間部をLPWA、衛星通信を活用して「データ通信空白エリア」解消
PR TIMES / 2024年4月3日 10時45分
ランキング
-
1総勢22名のキャラクターを育成できる!「名探偵コナン」×『たまごっち』発表―怪盗キッドと江戸川コナンをイメージのカラーがかわいい
インサイド / 2024年4月24日 20時10分
-
2「テスト文字列にうんこと入れるな」──ゲーム会社の新卒向け資料“2024年版”が公開 テスト環境で悪ふざけするリスク説く
ITmedia NEWS / 2024年4月24日 19時22分
-
3なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説
ASCII.jp / 2024年4月24日 17時0分
-
4MacBookシリーズ、「Air」と「Pro」は何が違う? 知っておきたいポイントをチェック【2024年4月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年4月24日 17時32分
-
5スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説
ITmedia Mobile / 2024年4月24日 10時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください