採用DXに新しい風。求職者のスキルを自動でスコア化する「ジョブテスト」に注目
Techable / 2022年1月18日 8時0分
コロナ禍によるオンライン選考への移行や、働き方改革による雇用形態や役割の多様化などで、採用における意思決定が難しくなったと感じる企業も多いのではないでしょうか。
そのため、候補者に実際に会ってみるとスキル不足と感じたり、担当者によって評価が大きく異なったりするケースも少なくないようです。
そんななか、HeaR株式会社(以下、HeaR)は、採用面接のジャッジを自動化するスキルテストSaaS「ジョブテスト(β版)」を開発。このたび、事前登録を開始しました。
「ジョブテスト」とはジョブテストは、同社COOの高谷匠氏の言葉を借りると、「よくある適性検査をスキルの見極めに全振りした」サービス。
テストは、知識の有無やケース問題で求職者のスクリーニングが可能な「テンプレートテスト」と、求職者の思考レベルを把握する「オリジナルテスト」の2種類を用意。HeaRが採用支援を行ってきた100社以上のデータをもとに開発したといいます。
テスト結果は、選考に役立てたり、他社のテストスコアと比較することで、その職種に必要な採用要件を見直したりすることが可能です。また、テストスコアの傾向をもとに、次回面談時に聞いておくべき項目もわかります。
「ジョブテスト」の対応職種は全70種類。DX化の推進により需要が増している職種にも対応しています。今後も随時追加予定です。
採用にまつわる“非効率”を解消「ジョブテスト」を利用することで、企業側が得られるメリットは次の通りです。まず、「採用コストの削減」。今までレジュメや面接での深堀りで確認していたスキルチェックを「ジョブテスト」で実施できるので、スキルの見極めに割く人員と時間を削減できます。利用者からは「採用コストを月50時間削減でき、スキルのミスマッチも減った」という声も。
そして、求職者のスキルレベルがわかるので期待値調整が精緻になり「ミスマッチが減少」し、削減できた時間で候補者を“より”惹きつけるための「アトラクトへの集中」が可能になります。
高谷氏のnoteによると、求職者にとってもメリットがあるとのこと。たとえば、スキルが高く、組織にフィットする器を持っているにもかかわらず、学歴や職歴、地域、性別、年齢の理由で応募書類が通らなかった人も、正当に評価される機会が広がると考えられています。
PR TIMES
ジョブテスト
(文・和泉ゆかり)
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