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ReadSpeakerの合成音声で話すデジタルヒューマン登場。感情表現や相槌で人間らしく

Techable / 2022年6月1日 13時2分

デジタルヒューマン株式会社(以下、デジタルヒューマン社)が開発する「デジタルヒューマン」の声として、HOYA株式会社が提供する「ReadSpeaker」の音声合成が利用可能となりました。

意外と身近な「デジタルヒューマン」

「デジタルヒューマン」は、AIやチャットボットと連携して、顔の表情やリップシンク(セリフと唇の同期)をリアルタイムに生成するアバター。本当の人間と見間違うような見た目も特徴です。

デジタルヒューマン社が提供するプラットフォーム「UneeQ Creator(ユニーククリエイター)」を使えば、AIを活用したデジタルヒューマンを数分で設計・開発・展開できるといいます。

現在は、ブランドアンバサダーやカスタマーサポート担当者、ヘルスケアアドバイザーなどとして活躍しているようです。

リアルな音声と高速レスポンス

そんなデジタルヒューマンの声に、「ReadSpeaker」の音声合成が使えるようになりました。

ReadSpeakerは、人の声に限りなく近い肉声感・明瞭感を再現する音声合成を提供します。高速処理による快適なレスポンスも魅力のひとつでしょう。

現在は、日本語をはじめ英語・中国語・フランス語・タイ語など20言語以上に対応。国内では、電車の車内放送や音声ニュースアプリ、家電・IoT機器などに採用されています。

感情音声やオリジナルボイスで表現力向上

ReadSpeakerの合成音声では、感情表現も実現。デジタルヒューマンの喜怒哀楽を、顔の表情だけでなく声でも表現できます。

また、従来の技術では難しいとされていた相づち・語尾・言い回しなどの細かいニュアンスにも対応。より人に近いコミュニケーションができます。

さらに、ReadSpeakerの既存ラインナップにないオリジナルボイスを作成可能。ナレーターを選んで短時間の収録をすれば、ナレーターの特徴を生かした音声合成が作成できます。

実在の人物の外見的な特徴を再現したクローン・デジタルヒューマンの声を、当人の声から作成した音声合成にすることで、よりリアルなデジタルヒューマンが誕生するかもしれません。

PR TIMES
「デジタルヒューマン」公式サイト
「ReadSpeaker」公式サイト

(文・Higuchi)

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