Facebookが、離れた場所にいる友だちと音楽を同時に聞く機能を開始 テレプレゼンスの潮流とBeatroboの戦略【湯川】

TECH WAVE / 2012年1月13日 10時30分


[読了時間:3分]

 米Facebookは、Facebook上で利用できる音楽アプリを友人が利用していれば、その友人が聞いている曲を同時に聞きながらチャットできる機能を実装したと発表した。ただ日本ではまだしばらくは正式に利用できないもよう。



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 Facebookの公式ブログによると、画面の右端の下半分のチャット可能な友人のリストとのところに、Facebook上の音楽アプリを利用している友人がいれば、音符マークが表示される。そこにマウスオーバーすれば、ポップアップ風のウインドーが表示され、友人が聞いている楽曲の曲名が表示される。またそこにある「Listen with」と書かれたボタンをクリックすれば、その曲を友人と同時に聞くことができるようになっている。曲を最初から聞くのではなく、友人が既にサビの部分を聞いていれば、その部分から始まる。完全同期で、友人と音楽を楽しめるわけだ。







 現在利用できるのはFacebook上で音楽アプリを提供しているSpotifyだけで、今後それ以外の音楽サービスでも同様の機能を楽しめるようになるという。



 音楽の楽しみ方といえば、昔は友人の家に行き、レコードを回し同じ曲を聞きながら会話を楽しむ、ということが頻繁に行われた。ところがウォークマンやiPodの登場で、音楽は個人で楽しむものに変わってしまった。Facebookは、音楽を再び「友人と同時に楽しむもの」にしようとしているわけだ。



 離れた場所にいる友人と同時に同じ体験をすることを「テレプレゼンス」という言葉で表現することが一部で始まっている。テレプレゼンスは、ソーシャルメディア普及以前には、実現が困難なサービスだったが、実際に試した人の間では非常に評判がよく、この新しいエクスペリエンスが次の潮流になる可能性が出てきている。Facebookは音楽を手始めに、あらゆるメディア素材を使ってテレプレゼンスのサービスを実装していく考えのようだ。 音楽をオンライン上で楽しむサービスとしては日本発のBeatroboがある。TechWaveでも取り上げたように、急成長を続けているようで、BeatRoboの浅枝大志さんによると、昨年12月20日にリリースしたばかりなのに既に月間ユニークユーザー数で1万人を超え、Facebookの「いいね!」ボタンを押した人の数は18万人近くにもなっている。(関連記事:友人と同じ部屋にいるように音楽を楽しめる「Beatrobo」が最高の完成度でローンチしたよ 【増田(@maskin)真樹】「Beatrobo」衝撃のリリースから一夜明け…CEOファウンダー浅枝大志氏インタビュー 【増田(@maskin)真樹】

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