いわば学生向けLinkedIn インドで就活中の学生を無料で検索できるCoCube【湯川】

TECH WAVE / 2012年2月23日 15時0分


[読了時間:3分]



logo 「学生と社会人のプライベートなソーシャル空間はFacebookで決まり。社会人のビジネスのソーシャル空間はLinkedInで決定。ところが学生向けのビジネスの空間はだれも手をつけてなかった」ー。インドの各種メディアで絶賛されているベンチャー企業CoCubeのCEOのHarpreet Grover氏が、就職活動を目的とした大学生向け「LinkedIn」とも言うべきCoCubeを2007年に立ち上げた理由をそう語る。



IMAG0310




 同氏は、インド中の大学や企業を実際に訪問し、CoCubeを説明して回った。そのかいがあって既に約2000校の学生のデータがアップロードされており、400社がリクルーティングに利用するまでになっているという。



 学生側の基本データは、提携する大学側が提供する仕組み。名前、学部、単位習得科目などに加え、学生の成績までもが企業側から検索可能になる。提携大学のデータは、もれなく全員のデータがアップロードされている。企業はそこから自由自在に学生を検索できる。共同創業者のVibhore Goyal氏によると「iPhoneアプリ開発講座を受講した学生、という切り口で検索することもできる」と言う。企業にとって利用料は完全に無料。一方で大学側は、学生一人当たり年間40ドルをCoCubeに支払う契約になっている。学生の就職率が高まれば、入学希望者が増えるから、という理由のようだ。



46
 また就職活動時期が近づくと大学提供データに加えて、学生自身が自分の写真や自己アピール動画を追加することが多いようだ。



 一方で企業側は、テンプレートに必要事項を記入していくだけで企業ページを構築できる。学生は企業ページをフォローすることが可能で、フォローすることで最新の人材募集情報を入手できるようになる。この辺りは、Facebookなどのソーシャルメディアと同様の仕組みだ。



42




 Goyal氏は「企業は企業ページに自分たちが求める人材の条件を詳しく書くべき。『こういう科目を履行した人材を求める』って書いておけば、その企業にブランド力があったり給料がよければ、その企業が求めるような人材になるために、学生が選択する科目を変更したりする。実際にそういうことが起こっている」と言う。日本企業も『日本語コース』『モバイルアプリ開発コース』などを希望する旨を企業ページに書いてはどうだろうか。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
TECH WAVE

トピックスRSS

ランキング